イーサン・ホークがドノスティア栄誉賞*サンセバスチャン映画祭 ⑬ ― 2016年09月12日 06:39
今度こそサンセバスチャンに現れます!
★第64回サンセバスチャン映画祭の栄誉賞はシガニー・ウィーバーとイーサン・ホークに決定しました。シガニー・ウィーバーは早々とアナウンスされましたが、イーサン・ホークは時間がかかりました。結局今年の栄誉賞は米国俳優2人になり、ハリウッド抜きで映画祭は成り立たない印象を受けました。昨年アメナバルの“Regression”(“Regresión”)がオープニング上映された時には、“The Magnificent Seven”撮影中で残念ながら来西を果たせませんでした。今回は9月17日にスペイン語題“Los siete magníficos”上映前に栄誉賞が手渡されます。米国封切りが9月23日ですから本映画祭上映がワールド・プレミアでしょうか。日本でも『マグニフィセント・セブン』の邦題で2017年1月27日公開が決定しています。黒澤明の『七人の侍』(54)をリメイクした『荒野の七人』(60)、この2本を原案にして更にリメイクしたようです。ハリウッドの人気俳優7人が勢揃いした活劇です。
(中央がイーサン・ホーク、右隣りがデンゼル・ワシントン)
★1970年テキサス州オースティン生れ、監督、脚本、作家と幾つもの顔をもつ俳優。「ビフォアー」シリーズの他、『ガタカ』(97)、『6才のボクが、大人になるまで』(14)など殆どが公開されている。アカデミー賞はノミネーションだけに終わっているが、未だ45歳、これからですね。小説は4作、2作目となる“The Hottest State”は、自ら脚本も手がけて監督した(『痛いほどきみが好きなのに』2007)。4作目の“Inden”(16)が「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラー・リストに初めて登場した。
*シガニー・ウィーバーの紹介記事は、コチラ⇒2016年7月22日
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