『The Olive Tree』イシアル・ボリャイン*ラテンビート2016 ② ― 2016年09月29日 14:06
ボリャインがラテンビートに戻ってきました!
★今年のラテンビートは、前半(10月7日~10日)後半(10月14日~16日)と2分割、作品も13作とこじんまりしています。当ブログでは前回アップした『スモーク・アンド・ミラーズ』を含めて、『The Olive Tree』、『彼方から』、『600マイルズ』、『ビバ』、『盲目のキリスト』、『キキ~恋のトライ&エラー』、『名誉市民』と長短の差はありますが、既に8作をご紹介しています。映画の良し悪し、好き嫌いは別として、直感に頼ってアップしていますが、結構当たりました。なかでこれ以上屋上屋を架していじくり回さないほうがいいもの(1)、再構成して1本化したほうがいいもの(2)、データ不足を補って改めて紹介しなおしたほうがいいもの(3)に分けることにしました。
★まず(1)に当たるイシアル・ボリャインの『The Olive Tree』は“El olivo”(仮題「オリーブの樹」)として、ブリュッセル映画祭で観客賞を受賞した折に詳しく紹介しております。2017年アカデミー賞スペイン代表作品の候補にもなっておりましたが、結局アルモドバルの『ジュリエッタ』に決定しました。地味すぎて残る確率は低いと予想していましたが、その通りになりました。
(オリーブの樹の下で、8歳のアルマと祖父ラモン、映画から)
★監督、キャスト、スタッフのキャリアも紹介しておりますので、そちらにワープしてください。特に音楽監督のパスカル・ゲーニュ、ボリャインの夫で脚本執筆のポール・ラヴァティも有名すぎて紹介するまでもないと思いましたが、コンパクトに纏めてあります。現在、夫妻は2014年からエジンバラを本拠地にして活動しています。
*ブリュッセル映画祭観客賞受賞“El olivo”の記事は、コチラ⇒2016年7月19日
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