チロ・ゲーラがアカデミー賞2016外国語映画賞5作品にノミネーション ― 2016年01月17日 21:19
ラテンアメリカ映画が昨年につづいて最終候補に残った
★カンヌ映画祭2015以来、コロンビアの監督チロ・ゲーラの“El abrazo de la serpiente”(英題“Embrace of the Serpente”)をご紹介し続けていますが、嬉しいことにノミネーション5作品に踏みとどまりました。先日、第7回京都ヒストリカ国際映画祭で『大河の抱擁』の邦題で上映されていたことを記事にしたばかりです。昨年はアルゼンチンのダミアン・ジフロンの『人生スイッチ』とラテンアメリカはとにかく元気です。ただし受賞はハンガリーの『サウルの息子』に決定だそうです(笑)。ノミネーションされることが名誉だそうですから、まあ、いいでしょう。一般公開されることを祈ります。
*カンヌ映画祭2015「監督週間」の記事は、コチラ⇒2015年5月24日

(オリジナル版のポスター)
★昨年のゴヤ賞名誉賞を貰ったアントニオ・バンデラス主演の“Autómata”(2014)が、『オートマタ』の邦題で、3月5日公開予定です。サンセバスチャン映画祭2014に正式出品されたガベ・イバニェスの近未来SFスリラー、時は2044年、人工頭脳搭載のロボット「オートマタ」が自ら修理改造を始める・・・離婚前のメラニー・グリフィスが共演している。だいぶ公開までに時間が掛かりました。
*サンセバスチャン映画祭2014での関連記事は、コチラ⇒2014年9月16日

(アントニオ・バンデラスとオートマタ、映画から)
★ゴヤ賞2015の作品賞・監督賞以下10カテゴリーを独占したアルベルト・ロドリゲスの“La isla mínima”が、『マーシュランド』(英題“Marshland”)の邦題で、昨年10月2週間限定で公開されていました。昨年のラテンビート上映を期待して詳細な記事をアップしておりましたのに、不覚にも公開情報をキャッチできませんでした。DVD発売を待つしかありません。
*“La isla mínima”(2014)の主な関連記事は、コチラ⇒2015年1月24日

(ラウル・アレバロとハビエル・グティエレス、映画から)
コメント
_ at ― 2016年01月19日 05:02
_ アリ・ババ ― 2016年01月20日 08:27
コメント、ありがとうございました。年が明けたからそろそろ発売になると思っていました。
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