F・トゥルエバの「Forgotten We'll Be」 が開幕作品*ラテンビート2020 ⑥ ― 2020年10月23日 11:28
オープニング作品「Forgotten We'll Be」は新宿バルト9で特別上映

★当ブログで2回にわたってご紹介してきましたフェルナンド・トゥルエバのコロンビア映画「El olvido que seremos」が、英題「Forgotten We'll Be」でスクリーン上映が発表されました。初日11月19日(木)バルト9(1回のみ)、時間・料金など詳細は後日発表です。ラテンビート一押しと宣伝してきた甲斐がありました。ただ1回上映でオンライン上映はありませんのでチケット入手が心配です。映画はエクトル・アバド・ファシオリンセの同名小説の映画化。主人公は原作者の父親、医師で人権活動家でもあったエクトル・アバド・ゴメス。

(少年エクトル・アバド、その右が母親セシリア・ファシオリンセ、LBFFの公式サイトから)
★コロンビア映画なのにどうして監督と主人公ハビエル・カマラがスペイン人なのか、原作者エクトル・アバド・ファシオリンセの紹介、原題が辿った紆余曲折(アルゼンチンの詩人ボルヘスの詩集から採られた)などについては、コチラ⇒2020年06月14日、第68回サンセバスチャン映画祭2020クロージング作品に選ばれ現地入りしたさい、トゥルエバ監督とハビエル・カマラがエル・パイス紙から受けたインタビュー記事については、コチラ⇒2020年10月10日です。

(監督とハビエル、サンセバスティアンの宿泊ホテル、マリア・クリスティナ、9月26日)
★サンセバスチャン映画祭に続いて第15回ローマ映画祭RIFF(10月15日~25日)のオフィシャル・セレクション(24作)にノミネートされ、10月22日プレミアされました。レッド・カーペットに登場したトゥルエバ監督とハビエル・カマラです。

(レッド・カーペットに現れたフェルナンド・トゥルエバ、ローマ映画祭、10月22日)

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