セクション・オフィシアル(スペイン映画)*マラガ映画祭2025 ④ ― 2025年03月20日 21:50
★前回に引き続いて、主にスペインが製作国の映画をアップしました。
7)「La terra negra / La tierra negra」スペイン=パナマ、2024年、98分、スペイン語、カタルーニャ語
監督:アルベルト・モライス(バレンシア、長編4作目)
脚本:アルベルト・モライス、サムエル・デル・アモル
製作:Olivo Films / Elamedia / Dexiderius Produccciones / Garra Produccciones
キャスト:ライア・マルル(マリア)、セルジ・ロペス、アンドレス・Gertrudix、アブデラティフ・Hwiidar、ロサナ・パストル、アルバロ・バゲナ、マリア・アルビニャナ、トニ・ミソ、ブルノ・タマリト


8)「Lo que queda de ti」スペイン=ポルトガル=イタリア、2024年、91分
監督・脚本:ガラ・グラシア(シウダーレアル県バルデペニャス1988、デビュー作)、マドリード・コンプルテンセ大学で視聴覚コミュニケーションを専攻、ロンドンのキングストン大学大学院で監督及び脚本を受講している。短編3作目「Evanescente」(12分)はマラガ映画祭2024短編部門で上映、フォルケ賞にもノミネートされた。
製作:Potenza Produccciones / Bastian Films / Fado Filmes / Sajama Films /
Garbo Prodezioni 協賛 ICAA / マドリード共同体、アラゴン州政府、他
キャスト:ライア・マンサナレス(サラ)、アンヘラ・セルバンテス(エレナ)、ルイ・デ・カルバーニョ、アンナ・テンタ、イグナシオ・オリバル、ナタリア・リスエニョ


9)「Los tortuga」スペイン=チリ、2024年、109分
監督:ベレン・フネス(バルセロナ1984、長編2作目)、デビュー作「La hija de un ladrón」がサンセバスチャン映画祭2019セクション・オフィシアルにノミネート、グレタ・フェルナンデスが銀貝女優賞を受賞している。
脚本:ベレン・フネス、マルカル・セブリアン
製作:Oberon Media / La Claqueta PC / La Cruda Realidad / Los Tortuga La Pelicula AIE / Quijote Films
キャスト:アントニア・セヘルス(デリア)、エルビラ・ララ(アナベル)、マメン・カマチョ、ペドロ・ロメロ、ロレナ・アセイトゥノ、メルセデス・トレダノ、セルヒオ・イェルペス
*「La hija de un ladrón」&監督紹介は、コチラ⇒2019年07月23日


10)「Molt lluny / Muy lejos」スペイン=オランダ、2025年、100分、カタルーニャ語、
オランダ語、字幕上映、2025年4月11日スペイン公開予定
監督・脚本:ヘラルド・オムス(バルセロナ1983、デビュー作)、短編「Inefable」(21)はマラガ、グアダラハラ、バルセロナなどの映画祭に出品され、ウエスカ映画祭やアルカラ・デ・エナレスなどで受賞している。
製作:Zabriskie Films / Revolver Amsterdam
キャスト:マリオ・カサス(セルヒオ)、ダビ・ベルダゲル、イリヤス・エル・ウアダニIlyass El Ouahdani、ジェティ・マチュリンJetty Mathurin、ハネケ・ファン・デル・パールトHanneke van der Paardt、Reinout de Vey Mestdegh、ラウル・プリエト、ナウシカ・ボニン、ダニエル・マドラン


11)「Ravens / Cuervos」(邦題『レイブンズ』)スペイン=フランス=日本=ベルギー、2024年、116分、字幕上映、日本公開2025年3月28日
監督・脚本:マーク・ギル(マンチェスター、長編2作目)、脚本家、監督、写真家、ミュージシャン。デビュー作「England is Mine」(17、『イングランド・イズ・マイン モリッシー、はじまりの物語』公開)、短編「Full Time」(13)など。
製作:Minded Factory / Vestapol Films / Ark Entertainment / The Y-House / Katsize Films
キャスト:浅野忠信(深瀬昌久)、瀧内公美(深瀬洋子)、ホセ・ルイス・フェラー、古舘寛治(深瀬助蔵)、高岡早紀(南海)、池松壮亮(正田モリオ)


12)「Ruido」スペイン=メキシコ、2024年、85分
監督:イングリデ・サントス・ピニョール(バルセロナ、デビュー作)、ESCACで学ぶ。イサベル・コイシェがプロデュースした短編「Beef」がバジャドリード映画祭2019で上映、マイアミ映画祭2020でイベロアメリカ部門の短編映画賞を受賞、ゴヤ賞2021短編映画部門にノミネートされている。
脚本:イングリデ・サントス、リュイス・セグラ
製作:Sábado Pelíclas / Playtime Movies / Filmin / La Corte 協賛 ICEC / ICAA
キャスト:ラティファ・ドラメ(ラティ)、ジュディシュ・アルバレス・バルガス(ジュディ)、アサーリ・ビバン


13)「Sorda / Voslse」スペイン、2025年、100分、ベルリン映画祭2025パノラマ部門観客賞受賞作品
監督・脚本:エバ・リベルタード(ムルシア州モリーナ・デ・セグラ1978、デビュー作)、マドリード・コンプルテンセ大学卒、監督、脚本家、社会学者。ヌリア・ムニョスと共同監督した短編「Sorda」(21、18分)がゴヤ賞2023にノミネート、続く「Mentiste, Amanda」(16分)はメディナ・デル・カンポ映画祭2024で作品賞を受賞している。
製作:Distinto Films / Nexus CreaFilms / A Contracorriente Films
キャスト:ミリアム・ガルロ(アンヘラ)、アルバロ・セルバンテス(エクトル)、エレナ・イルレタ、ホアキン・ノタリオ


14)「Todo lo que no sé」スペイン、2025年、113分
監督・脚本:アナ・ランバリ・テリャエチェ(デビュー作)、バスク大学で美術を専攻した後、マドリード映画研究所で映画を学んでいる。
製作:Naif Films / 39 Escalones Films / The Other Film / Robot Productions
キャスト:スサナ・アバイトゥア(ラウラ)、フランシスコ・カリル、ナタリア・ウアルテ、アネ・ガバライン、アンドレス・リマ、イニャキ・アルダナス


15)「Una quinta portuguesa」スペイン=ポルトガル、2024年、114分、
ポルトガル語・スペイン語、字幕上映、スペイン公開2025年5月9日予定
監督・脚本:アベリナ・プラト(バレンシア1972、長編2作目)、監督、脚本家、大学では建築を専攻、デビュー作「Vasil」(22)は、ワルシャワ映画祭で上映され、バジャドリード映画祭ではカラ・エレハルデとイワン・バルネフが主演男優を受賞している。シネマ・ライターズ・サークル賞2023を受賞など受賞歴多数。フェルナンド・トゥルエバ、セスク・ゲイ、ハビエル・レボーリョなどの助手をしている。
製作:Distinto Films / O Som e a Fúria / Jaibo Films
キャスト:マノロ・ソロ(マヌエル)、マリア・デ・メデイロス(アマリア)、ブランカ・カティック(オルガ)、リタ・カバソ(リタ)、イワン・バルネフ、ルイサ・クルス


★次回はアルゼンチン、ウルグアイ、メキシコなどイベロアメリカ映画をアップします。
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