オンライン上映作品6作が発表になりました*ラテンビート2020 ② ― 2020年10月13日 15:31
東京国際映画祭共催3作はサンセバスチャン映画祭上映作品
★6作の内訳は、今のところドラマ1作、ドキュメンタリー5作とややアンバランス、第1弾として東京国際映画祭TIFF(ワールド・フォーカス部門)共催3作が発表になり、3作とも終了したばかりのサンセバスチャン映画祭SSIFF上映作品です。うち2作は当ブログで紹介しています。続いて第2弾としてドキュメンタリー3作がアップされています。以下の通りです。
①『家庭裁判所 第3H法廷』(「Courtroom 3H」「Sala del Juzgado 3H」)ドキュメンタリー
(米国、スペイン)
監督アントニオ・メンデス・エスパルサ
★サンセバスチャン映画祭2020セクション・オフィシアル部門上映。アントニオ・メンデス・エスパルサ(マドリード1976)の第3作目、デビュー作『ヒア・アンド・ゼア』(12)、第2作『ライフ・アンド・ナッシング・モア』(17)は共にTIFFで上映された。現在はフロリダ在住。
*「Courtroom 3H」「Sala del Juzgado 3H」の紹介記事は、コチラ⇒2020年08月05日


(アントニオ・メンデス・エスパルサ監督、SSIFF2020フォトコール)
②『息子の面影』(「Sin señas palticulares」)ドラマ(メキシコ、スペイン)
監督フェルナンダ・バラデス
★サンセバスチャン映画祭2019「シネ・エン・コンストルクシオン36」の受賞作、サンダンス映画祭2020ワールド・シネマ部門観客賞&審査員特別脚本賞受賞、サンセバスチャン映画祭2020ホライズンズ・ラティノ部門上映、オリソンテス賞&スペイン協力賞受賞作品。フェルナンダ・バラデス(グアナフアト1981)の長編デビュー作。
*「Sin señas palticulares」の作品紹介は、コチラ⇒2020年09月09日


(オリソンテス賞とスペイン協力賞受賞のバラデス監督、SSIFF2020授賞式9月26日)
③『老人スパイ』(「El agente topo」「The Mole Agent」)ドキュメンタリー
(チリ、米国、ドイツ、オランダ、スペイン)
監督マイテ・アルベルディ
★サンダンス映画祭2020ワールドシネマ・ドキュメンタリー部門観客賞受賞作品、サンセバスチャン映画祭ペルラス(パール)部門観客賞受賞、この部門は本映画祭に先立つ国際映画祭の受賞作品から選ばれる。マイテ・アルベルティ(サンティアゴ1983)は、チリのドキュメンタリー作家、脚本家、製作者。「フィクション、ノンフィクションの区別はなく、あるのは映画だけ」という立場をとっている。本作も両方がミックスされたカクテルになっている。当ブログでは、2014年に撮った第2作目、コメディ仕立ての「La Once」をご紹介しています。ゴヤ賞2016イベロアメリカ映画賞ノミネート作品。作品紹介を予定しています。
*「La Once」の作品&キャリア紹介は、コチラ⇒2016年01月25日


(老人ホームに潜入するセルヒオ・チャミーと探偵事務所所長ロムロ・エイトケン)

(マイテ・アルベルディ監督、サンダンス映画祭)
★以上3作が東京国際映画祭共催の作品です。第2弾ドキュメンタリー3作は次回にします。
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