第22回マラガ映画祭2019開幕*特別賞を受賞するシネアストたち ① ― 2019年03月15日 18:08
マラガの大賞「マラガ―スール賞」は俳優のハビエル・グティエレス
(彩り鮮やかな第22回マラガ映画祭2019のポスター)
★昨2018年は異例の4月開催でしたが、今年は以前の3月に戻りました。1998年に産声を上げたマラガ映画祭も22回目を迎えました。3月15日20:00時開幕、メイン司会者は俳優のルイス・サエラ、ハビエル・リモン&ネジャ以下ミュージシャンたちがバックを盛り立てるはずで、フィナーレを飾るのはマラガオペラ合唱団、オープニング作品はアレホ・フラのコメディ「Taxi a Gibraltar」、マラゲーニョのダニ・ロビラ主演、ホアキン・フリエル、イングリッド・ガルシア=ヨンソンなどが共演する。24日に結果発表があり閉幕します。お祭り好きのアンダルシアで、春を待ちかねた観客が押し寄せることでしょう。時差を考慮すると明日の朝に第一報が届くはずです。
(左から、ホアキン・フリエル、イングリッド・ガルシア=ヨンソン、ダニ・ロビラ)
★昨年のマラガ-スール賞は、『シェイプ・オブ・ウォーター』がブレイクしたメキシコのギレルモ・デル・トロ監督でしたが、今年はスペインの俳優、アルベルト・ロドリゲスの『マーシュランド』(14)で、銀貝賞、ゴヤ賞、フォルケ賞、フェロス賞、サンジョルディ賞など貰える賞をひとり占め、最近ではハビエル・フェセルの「Campeones」に主演した俳優ハビエル・グティエレスが受賞することになりました。特別賞は5つありますが、トロフィー授与は各受賞者のスケジュールに合わせて映画祭開催中に渡される。キャリア&フィルモグラフィーはそれに合わせて紹介するとして、今回はそれぞれ受賞者名だけアナウンス順にアップしておきます。
◎マラガ―スール賞(1月17日発表)
ハビエル・グティエレス(アストゥリアス1971、俳優)2018年はギレルモ・デル・トロ
◎ビスナガ・シウダ・デル・パライソ賞(1月31日発表)
フリア・グティエレス・カバ(マドリード1932、女優)2018年はモニカ・ランダル
◎マラガ才能賞―マラガ・オピニオン(2月7日発表)
ラウル・アレバロ(マドリード1979、俳優・監督)2018年はロドリゴ・ソロゴジェン
◎レトロスペクティブ賞―マラガ・オイ(2月11日発表)
セシリア・ロス(ブエノスアイレス1956、女優)2018年はフアン・アントニオ・バヨナ
◎リカルド・フランコ―マラガ映画祭アカデミー賞(2月18日発表)
ラファエル・コボス(セビーリャ1973、脚本家・ショーランナー)
★今年の「金の映画」は、ホセ・ルイス・クエルダのコメディ「Amanece, que no es poco」(89)が公開30周年を記念して選ばれました。これは嬉しいサプライズと喜んでいるファンが多いことでしょう。
(左から、アントニオ・レシネス、ルイス・シヘス、「Amanece, que no es poco」から)
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://aribaba39.asablo.jp/blog/2019/03/15/9047636/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。