ペルラス部門にオリヴェル・ラセの新作*サンセバスチャン映画祭2019 ⑤ ― 2019年07月31日 11:00
公開が期待できる話題作がエントリーされるペルラス部門
★サバルテギ部門から独立したペルラス(パールズ)部門は、カンヌ映画祭の「監督週間」や「批評家週間」など、先行開催の映画祭で出品された作品から選ばれる例が多い。従って知名度のある監督作品も含まれる。昨年はラテンビート上映のアニメーションと実写『アナザー・デイ・オブ・ライフ』、6月末に公開されたハイメ・ロサーレスの『ペトラは静かに対峙する』、間もなく公開されるオルテガの『永遠に僕のもの』の3作とも字幕入りで鑑賞できました。
★今年は既に8作(米国・仏・露・中国・韓国など)が発表されています。なかでスペイン映画は、カンヌの「ある視点」で第2席に当たる審査員賞を受賞したガリシアの監督オリヴェル・ラセ(オリベル・ラシェ)の「Lo que arde」(ガリシア題「O que arde」、英題「Fire Will Come」)が選ばれています。今作はラテンビート、または東京国際映画祭などで是非上映してもらえたらと期待しています。当ブログでは2回にわたって記事をアップしています。
*「Lo que arde」の作品・監督・キャスト紹介は、コチラ⇒2019年04月28日/05月29日
(主役アマドール・アリアス、母親役ベネディクタ・サンチェス)
(左側は総ディレクターのホセ・ルイス・レボルディノス、中央が監督、2019年7月19日)
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