第66回アリエル賞2024(メキシコ)*ノミネーション発表2024年07月12日 11:22

                  リラ・アビレスの「Tótem」が最多15ノミネーション

 

         

 

619日、第66アリエル賞2024のノミネーション発表がありました。来月には『夏の終わりに願うこと』の邦題で劇場公開されるリラ・アビレスの「Tótem」が、作品賞、監督賞、脚本賞を含む最多ノミネーション15個とぶっちぎり、97日の授賞式を待つまでもなく作品賞はほぼ決まりでしょう。数が多くても空振りに終わることも多々ありますが、今回は予想通りになると思います。つづくのがダビ・ソナナの「Heroico」とエリサ・ミジェルの「Temporada de huracanes」の11個です。俳優賞は同一カテゴリーに複数ノミネートされることからカテゴリー数と一致しません。今回の「Tótem」で言うと、女優共演者賞に3人、新人俳優賞に2人が複数ノミネートされています。

選考母体はハリスコ州政府とメキシコ映画アカデミー(AMACC)、2023年中に製作された作品が対象、授賞式は97日、ハリスコの州都グアダラハラのデゴジャド劇場で開催されます。

   

         

        (最多15ノミネーションの日本語版「Tótem」ポスター)

 

★他の作品賞5作品には、タティアナ・ウエソの「El Eco」(7個)とディエゴ・デル・リオの「Todo el silencio」(6個)がノミネートされています。前者はドキュメンタリーの要素が多いことから長編ドキュメンタリー部門にもノミネートされ、後者は監督デビュー作なのでオペラ・プリマ部門にもノミネートされています。両作ともこちらで受賞する確率が高そうですが、アビレス、ミジェル、ウエソと3人の女性監督ノミネートが話題になっています。大分先になりますが、結果発表を予定しています。

   

   

             (作品賞ノミネート5作品)

 

★当ブログで作品紹介をすることの多いイベロアメリカ映画賞には、ノータッチ作品が含まれていますが、以下の5作がノミネートされています。

Al otro lado de la niebla」(エクアドル)監督セバスティアン・コルデロ

La hembrita」(ドミニカ共和国)同ラウラ・アメリア・グスマン

La sociedad de la nieve」(スペイン『雪山の絆』)同J.A. バヨナ

Los colonos」(チリ『開拓者たち』)同フェリペ・ガルベス

Puan」(アルゼンチン)同マリア・アルチェ  ベンハミン・ナイシュタット

 

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