セクション・オフィシアル(コンペ部門)③*マラガ映画祭2023 ⑥2023年03月08日 17:24

9La pecera (仮題「金魚鉢」)

データ:製作国プエルトリコ=スペイン、2023年、スペイン語、ドラマ、92分、長編デビュー作、本作のプロジェクトはハバナ映画祭の未発表脚本に対するサンゴ賞、トライベッカ基金、マラガFFMAFIZ EAVE賞を受賞している。サンダンス映画祭2023ワールド・コンペティション部門正式出品、ヨーテボリ映画祭デビュー作部門出品、公開スペイン421

 

          

      (主役のイセル・ロドリゲスと監督、サンダンス映画祭2023にて)

 

監督紹介グロリマー・マレロ・サンチェス1978年プエルトリコのバランキータス生れ、学際的な映画製作者でアーティスト。テーマはアイデンティティ、植民地主義、ジェンダー問題に関連している。シカゴ大学とマサチューセッツ現代美術館のアーティスト・イン・レジデンス、プリンストン大学ラテンアメリカ研究プログラムの客員アーティストに選ばれている。フィルモグラフィーは、2013短編「Tokio」、2016Todavia」と「Biopsia」、2017Revuelo en la Roosvelt」、2018年ドキュメンタリー「Juana(s) matos」を撮っている。

     

     

キャスト:イセル・ロドリゲス(ノエリア)、モデスト・ラセン、カローラ・ガルシア、ヘオルヒナ・ボッリ、アナミン・サンティアゴ、マキシミリアノ・リバス、マガリ・カラスキーリョ、ナンシー・ミリャン

ストーリー:癌が進行するにつれ、治療を望まないアーティストのノエリアは、生れ故郷のビエケス島に戻ろうと決心する。自身の運命を決断するために自由になることが必要だった。彼女は60年間にわたる軍事演習のためアメリカ海軍が残した汚染処理に携わっている友人や家族と再会することになる。

   

        

   

  

 

10)Las buenas compañías  (仮題「親切な仲間」)

データ:製作国スペイン=フランス、2023年、スペイン語、ドラマ、93分、撮影地サンセバスティアン、バスク自治州から資金提供を受けている。公開スペイン55日予定

監督紹介シルビア・ムント1957年バルセロナ生れ、女優、監督、脚本家、舞台演出家。女優として50作以上の映画に出演、なかでもフアンマ・バホ・ウジョア監督の「Alas de mariposa」(蝶の羽)主演でゴヤ賞1992主演女優賞、シネマ・ライターズ・サークル賞を受賞した。ほかに1989モンチョ・アルメンダリスの『心の秘密』、ペドロ・オレアの「Akelarrre84)など。女優レティシア・ドレラの監督デビュー作、コメディ「Requisitos para ser una persona normal」(15)を最後に監督に専心する。

 

         

        

                  (ゴヤ賞主演女優賞のシルビア・ムント、1992年)

  

TVムービーを含む監督フィルモグラフィーは、1999年に短編ドキュメンタリー「Lelia」で監督としてのキャリアを始め、翌年ゴヤ賞2000短編ドキュメンタリー賞を受賞、2001年「Quia」で長編デビュー、2004年長編ドキュメンタリー「Gala」がトゥデラ・オペラ・プリマ映画祭で受賞、TVムービー「Coses que passen」(06)でマラガFF 2006 TVムービー部門観客賞、バルセロナ映画賞を受賞した。「Pretextos」はマラガFF 2008 銀のビスナガ監督賞を受賞した他、トゥールーズFF、カルロヴィヴァリFFなどに出品。TVムービー「Mentiders」(12)、同「El Café de la Marina」(14)、2015年ドキュメンタリー「La Granjas del Pas」(カタルーニャ語)は、バジャドリード映画祭でプレミアされ、ドキュメンタリー賞を受賞ほか、ガウディ賞にノミネートされた。

   

キャスト:アリシア・ファルコ(ベア)、エレナ・タラッツ(ミレン)、イツィアル・イトーニョ(フェリ)、アイノア・サンタマリア(ベレン)、マリア・セレスエラ(トト)、ナゴレ・セニソ(アスン)、イバン・マサゲ(ラファ)、イツィアル・アイスプル(サグラリオ)ほか

ストーリー1976年の夏、16歳のベアは、スペイン全土が騒然として怒涛の変化をしているなか、フェミニストの大義を目に見えるようにと、尊厳ある中絶の権利を要求する女性グループに協力していた。この血がたぎるような反逆の行為は、予想もしない感情とごちゃ混ぜになっていた。それはベアが少し年上の良家の女の子ミレンと非常に特別な友情を築くからです。その夏起きたことがベアの人生を決定的に変えてしまうでしょう。実際の出来事に基づいている。

   

  

 


 11)Las hijas (仮題「娘たち」英題「Sister Sister」)

データ:製作国パナマ≂チリ、2023年、スペイン語、ドラマ、80分、撮影地パナマ、長編デビュー作(監督・脚本・製作)、マラガと同時期開催のSXSWサウス・バイ・サウスウエスト映画祭グローバルセクション出品され、31日ワールドプレミアされる。

監督紹介カティア・G・スニィガ、パナマ系コスタリカ人、監督、脚本家、女優、製作者。コスタリカ大学で理学療法とオープンダンスの学位を取得、女優としてスタートした。アレホ・クリソストモ監督の「Nina y Laura」(15)に主演、イカロ・シネ・ビデオ映画祭で女優賞美術監督賞を受賞、ほかパス・ファブレガの「Viaje」(15)に主演、さまざまな視聴覚プロジェクトで製作や女優として活躍。2012年短編「Es Cecilia」(23分)で監督デビューした。2017年に「Cosas que no se rompen」(14分)、2019年にはクリソストモのSFLive Cinema Astronauta Fantasma」に主演、脚本も執筆した。「Las hijas」ではクリソストモが製作と撮影を手がけている。

    

     

キャスト:アリアナ・チャベス・ガビラン(マリナ17歳)、カラ・ロセル・カンポス(ルナ14歳)、フェルナンド・ボニーリャ、ミラグロス・フェルナンデス、ほか

ストーリー:夏休み、マリアナとルナの姉妹は、コスタリカからパナマに、不在の父親を探す旅に出る。二人の間に時おり吹きだす軋轢に対処しながら、彼女たちの望み、新しい友情、恋人、スケートボードを楽しむ空間を見つけだす。ただぶらぶらと時間をつぶすことの長所を学びながら自分たちを解放していく旅であった。熱帯地方の町で姉妹愛を深める親密で愛情のこもった物語であり、多感な青春時代の深遠な肖像画でもある。監督の半自伝的な要素を盛り込んでいる。

   

         

   

   

 

12)Matria (仮題「マトリア」)

データ:製作国スペイン、2023年、ガリシア語、字幕上映、社会派ドラマ、99分、長編映画デビュー作、脚本も執筆、ベルリン映画祭2023パノラマ部門でプレミアされた。2017年の短編と同じタイトル。

監督紹介アルバロ・ガゴ1986年ガリシア州のビゴ生れ、監督、脚本家。バラエティ誌のスパニッシュ・タレント、スクリーン・インターナショナル誌のトゥモロー・スターに選出されている。ポンテベドラで視聴覚コミュニケーションと音楽、シカゴで演劇、ロンドン映画学校で映画を学び、2013年卒業。卒業制作の短編「Curricán」がマラガ映画祭2013に出品された。2017年「Matria」を撮り、ゴヤ賞2018短編映画部門にノミネートされ、サンダンス映画祭審査員賞を受賞、続いて「16 de decembro」もゴヤ賞2019にノミネート、ロカルノ映画祭で上映された。現在、長編2作目「Posto alegre」が進行中である。

    

      

       

       (アルバロ・ガゴ監督とラモナ役のマリア・バスケス)

 

キャスト:マリア・バスケス(ラモナ)、サンティ・プレゴ(アンドレス)、ソラヤ・ルアセス(エストレーリャ)、スサナ・サンペドロ(カルメ)、E. R. クーニャ・タタンCunha Tatán(ソセ)

ストーリー:ラモナは40歳、ガリシアの海辺の町で、個人的に張り詰めた不安定な労働環境に没頭して暮らしている。彼女は娘のエストレーリャが苦労しないで、より良い未来が描けるよう掛け持ちで仕事をこなしている。しかし娘が自分の道を歩む準備ができると、自分自身のために何かできるのではないかと初めて気づくのでした。長年母親業に徹していた女性の鮮やかな肖像画。ガリシア地方の家父長制神話を解体する社会派ドラマ、数年間監督の祖父の介護者だった女性に触発されている。

 

     

(荒々しい魅力で観客を酔わせたマリア・バスケス)

    

 


セクション・オフィシアル(コンペ部門)②*マラガ映画祭2023 ⑤2023年03月06日 17:20

        

5El fantástico caso del Golem (仮題「ゴーレムのファンタスティックな出来事」)

データ:製作国スペイン、2022年、スペイン語、コメディドラマ、SF95分、公開スペイン616日予定、長編3作目。

監督紹介フアン・ゴンサレス&フェルナンド・マルティネス(バーニン・ペルセベスBurnin' Percebes)、脚本も同じ。フアン・ゴンサレスはESCAC(カタルーニャ映画視聴覚上級学校)で映画・テレビ・演劇の脚本を専攻。フェルナンド(IMDbナンド)・マルティネスは、バルセロナ大学オーディオビジュアル科卒(2015)、Burnin' Percebesは二人のグループ名。2014年から短編、長編を手がけている。

   

2020年、本作にも出演しているブルナ・クシとハビエル・ボテットを起用して、スーパー8ミリで撮ったファンタジー「La reina de los lagartos」がその斬新さで周囲を驚かせる。フェロス賞ポスター部門、スペシャル賞にノミネート、第7回リソマRizoma賞を受賞、セビーリャ・ヨーロッパ映画祭でも上映された。バルセロナのD'A映画祭ほかに参加している。2023年、制作会社Aquí y Allí Films で本作を撮る。現在アニメーション・シリーズ「Meretricius」、長編「Royal Films」が進行中。

    

  

     (手前フアン・ゴンサレス、後ろフェルナンド・マルティネス)

     


 (フェロス賞ポスター部門ノミネートのLa reina de los lagartos」から)

 

キャスト:ブライス・エフェ、ブルナ・クシ、ルイス・トサール(トニ)、アンナ・カスティーリョ、ハビエル・ボテット、ロジャー・コマ、ナオ・アルベト、ロベルト・アラモ、ダビ・メネンデス、ティト・バルベルデ

ストーリー:パーティが終わったあと、酔っぱらったダビは友人フアンの目の前でテラスから転落してしまいます。ダビの体は車のボンネットの上にぶつかりばらばらになりました。誰も騒ぎ立てていないようなので、フアンは何が起きたのか調べることにしました。こうして彼は空から降ってくるピアノと矛盾の迷宮に迷い込んでいきます。

   

     

 

 

6)Els Encantats(西題Los encantados  仮題「魔法にかけられて」

データ:製作国スペイン、2023年、カタルーニャ語(字幕上映)、ドラマ、108分、公開スペイン62日予定

監督紹介エレナ・トラぺ2作目「Las distancias」がマラガ映画祭2018で金のビスナガと監督賞を受賞、翌年のガウディ賞を受賞している。短編数編の後。「Blog」で長編デビュー、サンセバスチャン映画祭2010サバルテギ部門に出品、「ある視点」を受賞、CECの新人監督賞にもノミネートされた。2015年の「Palabras, mapas, secretos y otras cosas」は、イサベル・コイシェについてのドキュメンタリー、新作は長編3作目。脚本はミゲル・イバニェス・モンロイとの共同執筆。以下で監督紹介をしています。

Las distancias」の作品、及びキャリア&フィルモグラフィー紹介は、

  コチラ20180427

 

        

キャスト:ライア・コスタ(イレネ)、ダニ・ペレス・プラダ、ペップ・クルス、アイナ・クロテット、アイナラ・エレハルデ・ベル、デリア・ブルファウ、マルティ・アタンス

ストーリー:最近離婚したばかりのイレネは、4歳になる娘が父親と数日間過ごすことになり、初めて一人で自身に向き合っている。この新しい現実に適応できず、別荘のあるカタルーニャのピレネー山脈の小さな村に旅をしようと思い立つ。長い間失ったと感じていた安定と落着きを取り戻そうと考えたのだ。しかし、以前は親しい場所だったのに、次第に彼女の人生と同じようにイレネを圧倒し、自分の怖れを克服するには逃亡は役に立たないことを理解するだろう。

    

       

      

         (ライア・コスタ、ペップ・クルス、フレームから)

 

7Empieza el baile (仮題「ダンスを始める」)

データ:製作国アルゼンチン=スペイン、2022年、スペイン語、コメディドラマ、99分、撮影地メンドーサ(アルゼンチン)

監督紹介マリナ・セレセスキー1969年、ブエノスアイレス生れ、監督、脚本家、女優。本作が長編3作目、アムステルダム映画祭2016La puerta abierta」で長編デビュー、作品紹介をしています。20192作目の「Lo nunca visto」では、カルメン・マチ、ペポン・ニエトが出演している。ドキュメンタリーのほか短編多数。

La puerta abierta」の作品紹介は、コチラ⇒2017年01月12日

    

      

 

キャスト:ダリオ・グランディネッティ(カルロス)、メルセデス・モラン(マルガリータ)、ホルヘ・マラレ(ピチュキート)、パストラ・ベガ、アゴスティナ・ポッツイPozzi、ラウタロ・セラ、マルセロ・Xicarts、カロリナ・ソビシュSobisch

ストーリー:カルロスとマルガリータは、当時最も認められた有名なタンゴのカップルでした。今日では、その素晴らしさ、二人が共有した情熱、ステージ、旅、人生は何も残っておりません。カルロスはマドリードに住んでおり、マルガリータは忘却のブエノスアイレスに住んでいる。二人の切っても切れない友人ピチュキートと一緒に、カルロス・ガルデルの街からアンデス山脈の麓へ、彼らの記憶、怖れ、そして何よりも本当の望みを求めて旅立ちます。このクレージーな旅で彼らが避けてきた過去だけでなく、最もピュアな人生に出会えるでしょうか。

    

     

               (左から、カルロス、マルガリータ、ピチュキート)

   

   

 

8)La desconocida (仮題「見知らぬ人」)

データ:製作国スペイン、2022年、ドラマ、88分、長編映画3作目。

監督紹介パブロ・マケダ1985年マドリード生れ、製作者、監督、脚本家。2012年「Manic Pixie Dream Girl」で長編デビュー、マドリード・コンプルテンセ大学UCMの視聴覚コミュニケーションの学位を取得。チェマ・ガルシア・イバラ、マルサル・フォレス、エドゥアルド・カサノバを含む25本以上の製作を手がけている。2020年、ヴェルナー・ヘルツォークと共にドキュメンタリー「Dear WernerWalking on Cinema」を撮る。1974年にヘルツォークが師ロッテ・アイスナー危篤の報を受け、彼女の病気平癒を願ってミュンヘンからパリまで歩いた足跡を辿るドキュメンタリー、映画製作の意味を探る旅が語られる。セビーリャ・ヨーロッパ映画祭ニューウェーブ部門でプレミアされた。さらにジネビ、トリノ、トレントなど各映画祭に出品された。RTVEのディアス・デ・シネ賞2021「ビダ・エン・ソンブラ」賞、アルシネ・フェスティバル観客賞を受賞、サンジョルディ賞、フェロス賞、シネマ・ライターズ・サークル賞(ドキュメンタリー部門)にノミネートされた。

   

      

             

          (ドキュメンタリー「Dear Werner」のポスター)

 

キャスト:ライア・マンサナレス(カロリナ)、マノロ・ソロ(レオ)、エバ・リョラチ(エリサ)、ブランカ・パレス(ニナ)、ベガ・セスペデス(アニタ)

ストーリー:カロリナはナイーブで魅力的な若い女性です。彼女はチャットでレオと知り合った。彼は16歳の若者になりすましていた大人の男で、カロリナを騙して市内の閑散とした公園で会うことに成功する。しかしレオがカロリナに会って見ると、彼女が見た目ほどイノセントで無邪気でないのではないかと疑い始める。

    

       

    (レオとカロリナ、フレームから)

   

  


セクション・オフィシアル(コンペ部門)①*マラガ映画祭2023 ④2023年03月03日 18:26

              26回マラガ映画祭2023ノミネーション長編映画全20

 

        

★コンペティション部門セクション・オフィシアルは全20作、新人発掘の映画祭でもあるのでデビュー作が多いのは当然として、最近はベテラン監督の多さが気になります。すでに既発の国際映画祭(ベルリン、ベネチアなど)でプレミアされたもの、中には受賞作もあるようです。作品数が多いので何回かに分けてアップする予定です。スペイン単独作品が8作と多く、メキシコ、ブラジルは別として、市場が狭く単独では製作できないアルゼンチン、チリ、コロンビアなどのラテンアメリカ諸国は合作です。ブラジルのポルトガル語映画は字幕入り上映、セッションは各3回ずつと例年通りです。

 

     26回マラガ映画祭セクション・オフィシアル全20

 

120.000 especies de abejas (仮題「2万種のミツバチ」)

データ:製作国スペイン、2022年、スペイン語・バスク語・フランス語、ドラマ、129分、長編デビュー作 

映画祭・受賞歴:ベルリン映画祭2023コンペティション部門でプレミア(222日)。ギルデ・ドイツ・フィルムアートシアター賞、バリナー・モルゲンポスト紙読者賞、主演のソフィア・オテロ(9歳)が銀熊主演賞を受賞という快挙、過去の受賞者は故フェルナンド・フェルナン≂ゴメスの2回、2012年にビクトリア・アブリルが『アマンテ』で受賞しているだけである。

   

        (銀熊主演賞のソフィア・オテロ、ベルリンFF授賞式)

  

監督紹介エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン1984年バスク自治州アラバ生れ、監督、脚本家、製作者。バスク公立大学視聴覚コミュニケーションの学位を取得、フィルム編集の制作理論、ESCAC(カタルーニャ映画視聴覚上級学校)で映画監督の修士号と映画ビジネスの修士号を取得、マーケティング、配給、国際販売などを学ぶ。2019年制作会社「Sirimiri Films」を設立。

フィルモグラフィー2012短編「Adri」、2016長編ドキュメンタリー「Voces de papel」(サンセバスチャン映画祭プレミア)、2018短編「Nor nori nork」、2020短編「Polvo somos」、2022短編「Cuerdas」はカンヌ映画祭「批評家週間」に正式出品、受賞歴多数、フォルケ賞短編部門受賞。

    

     

          (エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン監督)

   

キャスト:ソフィア・オテロ(アイトル/ルシア)、パトリシア・ロペス・アルナイス(母親アネ)、アネ・ガバライン(ルーデス)、イツィアル・ラスカノ(リタ)、サラ・コサル(レイレ)、マルチェロ・ルビオ(ゴルカ)、ウナックス・ヘイデンHeyden、他

ストーリー8歳になる少女ルシアは他人の期待に添わない。母親のアネは夏休みを利用して3人の子供たちと養蜂をしている実家に帰郷します。アネの母親リタ、叔母ルルド、3世代の女性たちが直面する疑いと怖れは、彼女たちの人生を変えてしまうだろう。性同一性を求めているルシアの物語。

 

       

    (ベルリンFFで絶賛されたルシア役のソフィア・オテロ、フレームから)

    

       

  

2)Bajo terapia (仮題「セラピー中」)

データ:製作国スペイン、2022年、スペイン語、コメディドラマ、93分、マティアス・デル・フェデリコの同名小説の映画化。

監督紹介ヘラルド・エレーロ1953年マドリード生れ、製作者、監督。1987年、制作会社「Tornasol Media」設立、国際的に活躍している大物プロデューサー、手がけた作品はドキュメンタリー、エグゼクティブを含めると150作を超える。うち2009年製作の『瞳の奥の秘密』は、アカデミー賞外国語映画賞を受賞、アルゼンチンにオスカー像をもたらした。ロドリゴ・ソロゴジェンの「El reino」ではゴヤ賞2019の監督賞以下7冠を制した。監督作品としては、実話をベースにした「Heroína」でマラガ映画祭2005の銀のビスナガ監督賞を受賞している。続く2006年には「Los aires dificiles」で金のビスナガ作品賞を受賞した。ほかに『戦火の沈黙、ヒトラーの義勇兵』(11)など。

 

     

  

キャスト:マレナ・アルテリオ、アレクサンドラ・ヒメネス、フェレ・マルティネス、アントニオ・パグド、エバ・ウガルテ、フアン・カルロス・ベリィド

ストーリー3組の夫婦が珍しいグループ・セラピーのセッションを受けに集まった。心理学者はカップルが一緒に対処しなければならないスローガンを同封した封筒を渡しました。提案されたメカニズムは、誰もが自分の意見を述べ、話し合い、最終的にありのままの自身をさらけ出すことを奨励します。ユーモアを主なツールとして、出会いは予想もしない限界まで複雑になるでしょう。

      

                       

      

 

3Desperté con un sueño (仮題「夢で目覚めた」)

データ:製作国アルゼンチン=ウルグアイ、2022年、ドラマ、76分、長編3作目

映画祭・受賞歴:ベルリン映画祭2023ジェネレーションKplus部門でプレミアされた。

監督紹介パブロ・ソラルス1969年ブエノスアイレス生れ、監督、脚本家、俳優、教師。ブエノスアイレス演劇学校に入学、コロンビア大学シカゴ校で映画を学んだ後帰国、母国でキャリアを積む。脚本家として、カルロス・ソリンの「Historias minimas」、アリエル・ウィノグラードの「Sin hijos」、フアン・タラトゥトなどとタッグを組んでいるほか脚本執筆多数。2011年「Juntos para siempre」で長編デビュー、2017年、名優ミゲル・アンヘラ・ソラを主役に起用した2作目「El último traje」が、『家へ帰ろう』の邦題で劇場公開された。SKIP映画祭上映の折来日している。新作が3作目になる。当ブログで「Sin hijos」の作品紹介をしています。

   

      

 

キャスト:ルーカス・フェロ(フェリペ)、ミレリャ・パスクアル、ロミナ・ペルフォ、マリアナ・スミレビテス、エマ・セナ

ストーリー:フェリペの日常は、湯治場の閑散とした通りを友人たちと自転車に乗ったり、フリースタイルでラップしたり、母親に隠れて演劇のクラスに行ったりして過ごしている。彼の情熱は夢のようなものだが、目覚めると直ぐ内容を書き留めておく。ある映画のオーディションの可能性に直面して、父親が亡くなった8歳のとき以来一度も会ったことのない父方の祖母を頼って首都に脱出する。フェリペは過去の断片をかき集め、自分が何になりたいかを考え始める。

 

      

   

                     (再会した祖母、フレームから)

    

      

  

4El castigo(仮題「罰」)

データ:製作国チリ=アルゼンチン、スペイン語、2022年、ドラマ、86

監督紹介マティアス・ビセ1979年サンティアゴ・デ・チリ生れ、監督、製作者、脚本家。2003年にデビュー作「Sábado」を若干23歳で撮った。マンハイム・ハイデルベルク映画祭のライナー・ヴェルナー・ファスビンダー賞を受賞した。2005年の2作目「En la cama」がバジャドリード映画祭2005の作品賞金の穂を受賞、『ベッドの中で』の邦題でミニ映画祭で上映された。5作目「La vida de los peces」はベネチア映画祭2010監督週間でプレミアされ、ゴヤ賞2011イベロアメリカ映画部門で受賞、ブニュエル賞ほか受賞歴多数。6作目「La memoria del agua」はウエルバ映画祭2015銀のコロン賞ほかを受賞、『水の記憶』としてNetflixで配信されている。2022年の「Mensajes Privados」はマラガ映画祭にノミネートされ、ニコラス・ポブレテが助演男優賞を受賞した。新作は9作目になる。

Mensajes Privados」の紹介記事は、コチラ20220314

   

    

        (マティアス・ビセ、マラガ映画祭2022のプレス会見)

 

キャスト:アントニア・セヘルス(アナ)、ネストル・カンティリャナ(マテオ)、カタリア・サアベドラ、ジャイル・フリ Yair Juri、サンティアゴ・ウルビナ(ルーカス)

ストーリー:アナとマテオは、悪さをしたので罰として数分間放っておいた息子が行方不明になってしまった。必死の捜索は、リアルタイムで森の中や自動車道などで行われる。80分間というもの夫婦は、恐怖、罪悪感、壊れやすい彼らの繋がり、最も厳しい発覚に直面する。アナがどこかで息子が見つからないよう願っているのは、彼が生れてからずっと幸せでなかったからだ。

   

       

     (息子を探すアナとマテオ)

 

   

国民的歌手ラファエルにマラガの特別賞*マラガ映画祭2023 ③2023年03月01日 15:28

      国民的歌手ラファエルに特別賞の一つビスナガ・シウダ・デル・パライソ賞

    

       

 

126日、60年の輝かしいキャリアを誇るラファエル・マルトスに、マラガ映画祭の特別賞の一つビスナガ・シウダ・デル・パライソ賞授与の発表がありました。1943年ハエン県リナレス生れのスペインの大歌手は愛称〈ラファエル〉としてより広く知られていますが、俳優としての才能も発揮、祖父母から孫世代まで、クラシックからロックまで幅広く活躍、スペインで最も愛されているミュージシャンにしてスター、彼の遺産は国の遺産とまで称されています。サン・アントニオ教会の聖歌隊に入ったのはわずか4歳、ザルツブルグ音楽祭で子供の声賞を受賞したのは9歳でした。1962年ベニドルム歌唱フェスティバルの優勝を機にプロとしての活躍が始まりました。

 

★俳優としてミュージカル映画出演のかたわら、テレビの「ラファエル・ショー」や「ラファエルの世界」のシリーズ番組に出演、その驚異的なボイスと彼独特の個性的なスタイルで視聴者を魅了していった。それは国内だけでなくニューヨークのカーネギーホール、ラジオシティ・ミュージックホール、マディソン・スクエア・ガーデン、世界のアーティストが出演するパリのオランピア劇場、メキシコで最も格式の高い劇場である芸術院宮殿、ロンドンのロイヤル・アルバートホールの舞台にも立った。大きな成功と才能に溺れることなく、常に新しい聴衆を開拓してきた受賞者は、後進の若いアーティストたちの鑑となっている。

 

★映画出演について触れると、1965年、マリオ・カムスの長編3作目となるミュージカル・コメディCuando tú no estásでデビューした。サンタンデール出身のカムスは2021年秋86歳で鬼籍入りしてしまいましたが、60年代に登場した重要な監督の一人です。ほかにラファエルを主役にしたミュージカル「Al ponerse el sol」(67)と「Digan lo que digan」(68)の計3本を立て続けに撮っている。同時期に撮った「Con el viento solano」はカンヌ映画祭1966コンペティション部門にノミネートされ、本邦でも1984年開催のスペイン映画祭で『厄介者』の邦題で上映されている。ほかにベルリン映画祭1982金熊賞受賞の『蜂の巣』、カンヌ映画祭1984審査員スペシャル・メンション受賞の『無垢なる聖者』などが代表作でした。

    

        

         (デビュー作Cuando tú no estás」のポスター

 

★カムスの後を継いだのがビセンテ・エスクリバ1969年の長編3作めEl golfoと、4作目ミュージカル「El ángel」、5作めドラマ「Sin un adiós」(70)の3本を撮っている。1913年バレンシア生れと年齢的には年長ですが、エスクリバはバレンシア大学で哲学と文学の博士号を持っており、監督だけでなく作家、脚本家、製作者、教育者といくつもの顔を持っていました。映画界入りは遅く脚本家として1948年にスタートさせている。監督デビューは60年代に入ってからで、90年代にはTVシリーズでヒット作を飛ばしていた監督。

    

      

            (ミュージカルEl golfo」のポスター

 

1973年、ハビエル・アギレ監督のドラマ「Volveré a nacer」を最後に銀幕から遠ざかるが、今世紀に入ってから、バスク出身の鬼才アレックス・デ・ラ・イグレシアの「Balada triste de trompeta」(10)にヴォイス出演している。本作は『気狂いピエロの決闘』の邦題で公開された。2015年には同監督のヒット作「Mi gran noche」に久々に主演してその健在ぶりを示した。ラテンビート映画祭で『グラン・ノーチェ!最高の大晦日』のタイトルで上映されました。マリオ・カサス、ペポン・ニエト、ブランカ・スアレス、カロリナ・バング、カルロス・アレセス、カルメン・マチ、サンティアゴ・セグラと次々に登場するスターたちのドタバタ演技にファンは大喜びでした。

    

       

          (上段左がラファエル、右がマリオ・カサス)

         

        

            (『グラン・ノーチェ』のプレゼンテーション中のラファエル)

      

312日に開催される「ビスナガ・シウダ・デル・パライソ賞サークル」で、カムスのCuando tú no estás」と、エスクリバの「El golfo」の上映が決定しており、当日特別賞の授与式が予定されているようです。

 

★本賞以外の映画関係の受賞歴として、ACE1970198219841992受賞、スペイン音楽賞2006,イベロアメリカ・プラチナ賞2019栄誉賞、長年の功績に対してラジオ・オレ賞、2018年マドリード市の文化芸術に貢献した人に贈られるHijo Adoptivo de la ciudad de Madrid いわゆる金のメダルに任命された。彼は上述したようにリナレス生れですが、生後9ヵ月でマドリードに移住、人生の重要な節目、例えば歌手デビュー、初コンサート、初レコード契約、映画デビュー、結婚、すべてがマドリードで始まっているマドリっ子です。ほかに2022年ビルボード生涯功労賞(ラテンミュージック)を受賞、国際ツアーを再開している。パブロ・ロペスによって作曲、プロデュースされた Victoria を発表します。

    

       

     (マドリード市長マヌエラ・カルメナと金のメダルを首にかけた受賞者

  

       

(ラ・マンチャ出身のアルモドバルも同時に受賞)


リカルド・フランコ賞はユイ・ベリンゴラ*マラガ映画祭2023 ②2023年02月27日 16:47

            カメラの後ろで支える縁の下の力持ちに光が当たりました

   


     

215日、第26回マラガ映画祭2023リカルド・フランコ賞がスクリプト一筋のユイ・ベリンゴラに授与されることが発表になりました。本賞はスペイン映画アカデミーとのコラボレーションで第15回目になります。彼女は100作を超える映画&TVシリーズを手がけており、中でもペドロ・アルモドバルとは3作目になる『バチ当たり修道院の最期』(83)を皮切りに、特に1999年の『オール・アバウト・マイ・マザー』から最新作の『パラレル・マザーズ』までは全作を担当、アルモドバル専属のスクリプターの感があります。

    

   

2009年『抱擁のかけら』撮影中の左からユイ・ベリンゴラ、製作者エステル・ガルシア、

アルモドバル監督、主役を演じたリュイス・オマール)

  

★ユイ・ベリンゴラは映画関係者の家族のもとで育ちました。初めて撮影所を訪れたのは7歳のとき、少女の目に飛び込んできたのは正真正銘の魔法だった。視線を逸らすとカメラの背後で静かに観察している男性を見つけた。彼はたくさんの紙と鉛筆を持っていた、それが台本というもだと後に分かった。その時以来、少女は自分がその世界の一部を占めたいと考えるようになった。

   

★ベリンゴラスクリプト以外の仕事を一切していない。これには基本的に2つの理由があるからです。一つに彼女が優秀なスクリプトの一人であること、二つ目は彼女がこの仕事に魅せられていることです。ということで1978年のホセ・アントニオ・バレロ監督のサイコパスによる犯罪物「La sombra de un recuerdo」でデビュー以来、彼女の履歴書には100以上の映画やTVシリーズのタイトルが連ねることになりました

  

★アルモドバル以下、手がけた作品のうち比較的認知度のある監督別リストをアップしますが、『エリート シーズン1』や「Patria」など約20作あるTVシリーズは割愛。今は亡きピラール・ミロ、マヌエル・グティエレス・アラゴン(彼は今回審査委員長を務める)、ハイメ・チャバリ、故リカルド・フランコ、故カルロス・サウラ、ペドロ・オレア、海外勢ではテリー・ギリアムの『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』(18、ギレルモ・デル・トロの『デビルス・バックボーン』(01)、スティーブン・フリアーズの『殺し屋たちの挽歌』(84)、アスガー・ファルハディの『誰もがそれを知っている』(18など国際的なプロダクションの常連です。現在アルメリアでアダムアンダースのミュージカルRoad to Bethlehem」(仮題「ベツレヘムへの道」)の撮影中です。

  

ペドロ・アルモドバル1983『バチ当たり修道院の最期』、1984『グロリアの憂鬱』、1989『アタメ』、1999『オール・アバウト・マイ・マザー』、2002『トーク・トゥ・ハー』、2004『バッド・エデュケーション』、2006『ボルベール〈帰郷〉』、2009『抱擁のかけら』、2011『私が、生きる肌』、2013『アイム・ソー・エキサイテッド!』、2016『ジュリエッタ』、2019『ペイン・アンド・グローリー』、2020短編「La voz humana」、2021『パラレル・マザーズ』の14

ピラール・ミロ1980Gary Cooper, que estas en los cielos」、1991Beltenebros」、1993El pájaro de la felicidad」、1996遺作『愛の虜』など代表作4作、ペドロ・オレア1986スリラー「Bandera negra」、1992歴史ドラマ「El maestro de esgrima」、1996同名小説の映画化「Más allá del jardín」の3

 

★以下は話題作、公開または映画祭上映で見ることのできた作品。

1981『マラビーリャス』マヌエル・グティエレス・アラゴン

1984『自転車は夏』ハイメ・チャバリ

1985La vaquilla」ルイス・ガルシア・ベルランガ

1989Esquilache」ホセフィナ・モリーナ

1995『死んでしまったら私のことなんか誰も話さない』アグスティン・ディアス・ヤネス

1996『タクシー』カルロス・サウラ

1996『セレスティーナ』ヘラルド・ベラ

1997『心の秘密』モンチョ・アルメンダリス

1998『マラリア』故アントニオ・ホセ・ベタンコル

1998『ミラクル・ぺティント』ハビエル・フェセル

200110億分の1の男』フアン・カルロス・フレスナディリョ

2004『海を飛ぶ夢』アレハンドロ・アメナバル

2005『あなたになら言える秘密のこと』イサベル・コイシェ

2010『ペーパーバード 幸せは翼に乗って』エミリオ・アラゴン

2011『スリーピング・ボイス~沈黙の叫び』ベニト・サンブラノ

2015『ロープ 戦場の生命線』フェルナンド・レオン・デ・アラノア

2021Pan de limón con semillas de amapola」ベニト・サンブラノ

 

★今回のリカルド・フランコ賞のほか、2019年に第6回クレサラKresala 賞を受賞している。

 

第26回マラガ映画祭2023が始動*マラガ映画祭2023 ①2023年02月24日 11:19

            長編20作、特別賞、審査員などデータが出揃いました

 

   

 (マラガ出身のグラフィックデザイナー、アダン・ミランダ・ソリアのメインポスター)

 

★ゴヤ賞が終わるとマラガ映画祭がやってくる。今年は310日から19日まで、今年も昨年に続いてコロナ・パンデミック前の春開催となりました。マラガ映画祭はイベリア半島2ヵ国とラテンアメリカ諸国に特化した映画祭、スペイン語(カタルーニャ語、バスク語、ガリシア語を含む)とポルトガル語の映画、新人登竜門として新しい才能発掘の役目があります。デビュー作から23作目が対象です。何回かに分けて特別賞、長編コンペティション部門(セクション・オフィシアル)、審査員などをアップしていきます。まずは大賞マラガ―スール賞を含む特別賞から始めます。各賞ともキャリア&フィルモグラフィーを紹介済みですが、改めて最新情報を加筆してアップする予定です。

   


       

★メインポスターの制作者アダン・ミランダ・ソリアは、ご当地マラガ出身のグラフィックデザイナー兼イラストレーター、数年間さまざまな企業で経験を積んだ後、2006年よりフリーランサーとしてのキャリアをスタートさせる。本祭の後援者の一つ、「スール」紙、マラガ・フェスティバル、グラフィカス・ウラニア、マラガ市、ウニカハ財団などのクライアントと協同する。10年に及ぶマラガ・フェスティバルとの関りから、この度メインポスターを担当することになった。

  

★制作者によると「マラガ・フェスティバルは無限の感動に満ちており、すべてはホールの中、あるいはスターたちが登場する前に通りで生み出されている期待の中に感じることができる。そしてそれらの感動を反映させるのが視線です。私のポスターでは、生命の火花を散らす大きな目を中心に置き、肌が逆立つような、またはマラガの海の波の揺れを連想させるような波状曲線で、その感動をダイレクトに示そうとしました。昼夜を問わず町の暖かさと活気に調和するような色を採用しました」ということです。

 

          マラガ映画祭2023特別賞

   

マラガ―スール賞(スール紙とのコラボ、昨年度マリアノ・バロッソ)

ブランカ・ポルテーリョ(映画・舞台・TV女優、マドリード1963)イシアル・ボリャインの「Maixabel」(21)でゴヤ賞2022主演女優賞を受賞した。演劇賞の最高賞といわれるMax賞を5回受賞している。

キャリア&フィルモグラフィー紹介は、コチラ20210805

    

    

  

レトロスペクティブ賞―マラガ・オイ

 (マラガ・オイ紙とのコラボ、同女優メルセデス・モラン)

アルベルト・ロドリゲス(監督、脚本家、セビーリャ1971)代表作はスリラー『マーシュランド』(14)、『UNIT 7ユニット7』(12)、『スモーク・アンド・ミラーズ1000の顔を持つスパイ』でゴヤ賞2017脚色賞を受賞、最新作「Modelo 77」では、ゴヤ賞2023の美術賞を含む技術部門で5勝している。

キャリア&フィルモグラフィーは、コチラ2015012420160924

   

      

  

マラガ才能賞―マラガ・オピニオン

 (マラガ・オピニオン紙とのコラボ、同監督ロス・ハビス)

カルラ・シモン(監督、脚本家、バルセロナ1986)デビュー作『悲しみに、こんにちは』(17)、第2作目「Alcarràs」(22)。ゴヤ賞2023では第2作目カタルーニャ語で撮られた「Alcarràs」が無冠に終わりましたが、次回作が待たれる映像作家です。以下でキャリアを紹介しています。

キャリア&フィルモグラフィーは、コチラ20220127

   

       

                    (マラガ映画祭2022のフォトコールから)

   

リカルド・フランコ賞(映画アカデミーとのコラボ、同製作者ソル・カルニセロ)

ユイ・ベリンゴラYuyi Beringola スクリプト)当ブログ初登場です。

キャリア&フィルモグラフィーは、コチラ⇒2023年02月27日

   

      

 

ビスナガ・シウダ・デル・パライソ賞(同俳優ミゲル・レリャン)

ラファエル(ラファエル・マルトス、ハエン県リナレス生れ、ミュージシャン、俳優)

キャリア&フィルモグラフィーは、コチラ⇒2023年03月01日

    

     

 

金の映画 

Historias de la radio」監督・脚本:ホセ・ルイス・サエンス・デ・エレディア

サエンス・デ・エレディア(マドリード191192)の1955年製作のコメディ、20世紀半ばのラジオの重要性へのオマージュ、3話で構成されている。フランシスコ・ラバル、ホセ・イスベルト、アルベルト・ロメア、アンヘル・デ・アンドレス、出演者も鬼籍入りしています。1955年シネマ・ライターズ・サークル賞受賞作品。

    

 

            (フランシスコ・ラバル) 

  

★昨年の受賞者が故カルロス・サウラだったビスナガ栄誉賞は、まだ発表がありません。紹記事は順次アップいたします。