マラガ特別賞ガラのフォト集*マラガ映画祭2023 ⑨2023年03月17日 09:59

         マラガ―スール賞以下特別賞ガラのフォト特集

 

310日に開幕したマラガ映画もすでに半ばを過ぎ、15日現在の特別賞ガラのフォトが続々配信されています。オープニングにビスナガ・シウダ・デル・パライソ賞の国民的歌手ラファエル・マルトス11日にレトロスペクティブ賞―マラガ・オイのアルベルト・ロドリゲス監督、12日にマラガFFの大賞マラガ―スール賞に女優ブランカ・ポルティーリョ13日にリカルド・フランコ賞にスクリプトのユイ・ベリンゴラ、と4賞のガラが終了しました。受賞者紹介はアップ済みなのでフォト集をお届けします。

   

     

      (オープニングの司会者、エレナ・サンチェスとマルタ・ハザス)

   

     

  (セクション・オフィシアルの5人の審査員)

 

ビスナガ・シウダ・デル・パライソ賞310日、メイン会場セルバンテス劇場

ラファエル・マルトス、愛称ラファエルで親しまれているスペインの国民的歌手にトロフィーを手渡したのは、TVシリーズのヒット作「Velvet」の主役を演じたマルタ・ハザスでした。歌手ディアナ・ナバロも登場、ラファエロの曲をミックスして歌いあげオマージュを捧げました。開幕ということもあって、審査委員長マヌエル・グティエレス・アラゴン以下の審査員4人も紹介されました。オープニングの司会者はジャーナリストのエレナ・サンチェスとマルタ・ハザスでした。

 

      

  

                      (受賞者とマルタ・ハザス)

 

   

           (受賞者とディアナ・ナバロ)

 

レトロスペクティブ賞―マラガ・オイの(311日、メイン会場セルバンテス劇場)

アルベルト・ロドリゲス監督、プレゼンターは長年脚本を共同で執筆しているラファエル・コボス、彼は2019年のリカルド・フランコ賞受賞者です。他『マーシュランド』主演のハビエル・グティエレス(2019年のマラガ―スール賞受賞者)、製作者で受賞者の妻マヌエラ・オコンなど、一緒にステージに立ちたいサポートが大勢集合しました。「この賞を与えてくれたフェスティバルに感謝いたします。映画は個人的なものではなく、集合的なものです。この賞をチームと友人たちと共有したい。それは彼らが私を今夜このステージに立たせてくれたからです」と締めくくり、どこまでも真面目で控えめなロドリゲスなのでした。

 

         

         

          (長年の盟友ラファエル・コボスからトロフィーを受け取った受賞者)

    

      

(受賞スピーチをするロドリゲス、後方は司会のノエミ・ルイス)

     

      

            (大勢のサポーターに囲まれて・・・)

 

マラガ―スール賞312日、メイン会場セルバンテス劇場)

ブランカ・ポルティーリョTシャツにジーパン、スニーカー姿で登壇した受賞者に皆さんびっくり。この豪華衣装には理由があったのです。「贅沢品や仮面を剝ぎ取られた人間」としてトロフィーを受け取りたかった。「考えに考えて決断した、愛を必要としている59歳の女性」ともスピーチしました。サポートしたのはグラシア・ケレヘタ監督、女優パウラ・オルティス、プレゼンターはアシエル・エチェアンディアでした。

 

     

           (これ以上ラフな恰好はないでしょう)

 

          

           (アシエル・エチェアンディアからトロフィーを受け取る受賞者)

   


     (大喜びのグラシア・ケレヘタと)

     

   

              (サポーターに囲まれて)

 

★授賞式に先立ってマラガ―スール賞受賞者には、海沿いの遊歩道アントニオ・バンデラス通りに手形入りの記念碑が立ててもらえる。マラガ市長フランシスコ・デ・ラ・トーレ以下、本祭総ディレクターのフアン・アントニオ・ビガルなどが立ち会って除幕式が行われた。

             

  

           (このときはこんな衣装でした。3月12日)

 

リカルド・フランコ賞315日、メイン会場セルバンテス劇場)

ユイ・ベリンゴラ この賞はスペイン映画アカデミーとのコラボレーションで授与され、舞台裏で活躍する映画スペシャリストに与えられる。ユイ・ベリンゴラはアルモドバルの作品を数多く手がけたスクリプトですが、彼女はリカルド・フランコ監督の親友でもあったから一入感慨深いものがあったようです。プレゼンターはスペイン映画アカデミーの会長フェルナンド・メンデス≂レイテでした。進行役はノエミ・ルイス、他ナチョ・ガルシア・ベリーリャ監督、前回の受賞者フィルム編集者のソル・カルニセロなどが登壇しました。ベリンゴラは「家族、友人、とりわけ留守がちな母親に苦しんだ息子にこの賞を捧げる」とスピーチした。

 

      

             (受賞スピーチをする受賞者

 

    

メンデス=レイテ会長からトロフィーを受け取る受賞者) 

 

     

★残るはマラガ才能賞のカルラ・シモンと「金の映画」賞となりました。