第3回フェロス賞2016*ノミネーション発表 ― 2015年12月18日 20:52
パウラ・オルティスの“La novia”最多の9カテゴリーにノミネーション
★11カテゴリーのうちどうして9個もノミネートされたの? 昨年も“La isla minima”が10個ノミネートされました(やる気が失せます)。今回は簡単に紹介するだけにして、1月19日の結果発表を待ちます。とはいってもフェロス賞は「ゴールデン・グローブ賞」という触れ込みですから目ぼしいところをつまみ食いしておきます。例年だと新春にノミネーションが発表されるゴヤ賞(ガラ2月6日)も既に発表になり、同じような傾向という印象です。
★カテゴリーは、栄誉賞と特別賞を除く11部門です。
作品賞(ドラマ)/作品賞(コメディ)/監督賞/脚本賞/主演男優賞/主演女優賞/助演男優賞/助演女優賞/オリジナル音楽賞/トレーラー賞(ゴヤ賞にはない)/映画ポスター賞(ゴヤ賞にはない)
★パウラ・オルティスの“La novia”(スペイン=トルコ=ドイツ)は、作品賞コメディと助演女優賞を除く9個。サンセバスチャン映画祭サバルテギ部門上映作品。
(アレックス・ガルシアとインマ・クエスタ、映画から)
*セスク・ゲイの“Truman”(スペイン=アルゼンチン)は、作品賞ドラマ・監督・脚本・助演女優賞・主演男優賞(リカルド・ダリンとハビエル・カマラの二人)で計6個。サンセバスチャン映画祭コンペティション正式出品。
(揃ってノミネーションされたハビエル・カマラとリカルド・ダリン、映画から)
*ダニ・デ・ラ・トーレの“El desconocido”(『暴走車 ランナウェイ・カー』)は、 作品賞ドラマ・監督・主演男優賞・助演女優賞・助演男優賞・トレーラー賞の計6個。サンセバスチャン映画祭ベロドロモ上映作品。邦題はヒューマントラストシネマ渋谷で限定公開されたときのもの。
(主演男優賞ノミネーションのルイス・トサール、ポスターから)
★4個ノミネーションが以下の5作品です。
ハビエル・ルイス・カルデラの“Anacleto:agente secreto”
フェルナンド・レオン・デ・アラノアの “Un dia perfecto”
アレックス・デ・ラ・イグレシアの “Mi gran noche” 『グラン・ノーチェ!最高の大晦日』
ダニエル・グスマンの “A cambio de nada”
ボルハ・コベアガの“Negociador”
★昨年の主演女優賞受賞者バルバラ・レニーとAICE会長ペドロ・バリンがノミネーションを読み上げました。栄誉賞は女優ロサ・マリア・サルダに決定していますす(昨年はカルロス・サウラ)。エミリオ・マルティネス=ラサロの今年のヒット・コメディ“Ocho apellidos catalanes”に出演、受賞タイミングもいいのではないか。授賞式は2016年1月19日の21:30にオープン、総合司会者は女優シルビア・アブリルが努めます。
(“Ocho apellidos catalanes”打合せ中のロサ・マリア・サルダ、2015年4月)
*作品紹介は、既にアップ済みの作品もありますが、ゴヤ賞とダブルのでそちらでご紹介することにいたします。フェロス賞の目的や組織体については、コチラ⇒2014年12月23日
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