第24回マラガ映画祭2021受賞結果マラガ映画祭2021 ⑳* ― 2021年06月18日 13:47
金のビスナガはアグスティ・ビリャロンガとフアン・パブロ・フェリックス
(セクション・オフィシアル部門とZONAZINE部門の受賞者たち)
(総合司会者サンティアゴ・セグラ)
★第24回マラガ映画祭2021セクション・オフィシアル以下全部門の受賞結果が発表になりました。総合司会はサンティアゴ・セグラ、他にマラガ出身の大スター、本祭の代表者でもあるアントニオ・バンデラスも登場、アントニオ・レシネス、アナ・フェルナンデス、フアナ・アコスタなどがアシストしました。コンペティション審査委員長ノラ・ナバス(女優、スペイン映画アカデミー副会長)、エレナ・S・サンチェス(ジャーナリスト、TV司会者)、カルレス・トラス(監督、2016金のビスナガ受賞者)、ラファエル・コボス(脚本家、2019リカルド・フランコ賞受賞者)、バレリー・デルピエール(製作者、2017・2020金のビスナガ受賞者)の5名は、スペイン映画にアグスティ・ビリャロンガの「El ventre del mar(El vientre del mar)」、イベロアメリカ映画にフアン・パブロ・フェリックスの「Karnawal」を金のビスナガに選んで終幕いたしました。作品賞以外は全て銀賞です。
(マリア・カサド、フアン・アントニオ・ビガル、マラガ市長、アントニオ・バンデラス)
★マラガ映画祭はセクション・オフィシアルの他に、ZONAZINE、ドキュメンタリー、短編ドキュメンタリー、シネマ・キッチン、審査員スペシャル・メンションなど様々あり、それぞれスペインとイベロアメリカに分かれ、ビスナガの名前が付いた賞の数は数えきれない。その他に企業が与えるモビスター+賞とか、アンダルシア州のシネマ・ライターズ連盟が与えるASECAN賞などもあります。授賞式もコンペティションとZONAZINE部門は入りまじって区別しにくい。以下はセクション・オフィシアルに限定してアップいたします。
*セクション・オフィシアル部門の受賞結果*
◎金のビスナガ(作品賞・スペイン映画)
「El ventre del mar(El vientre del mar)」監督アグスティ・ビリャロンガ
(製作者二人と監督が登壇しました)
◎金のビスナガ(作品賞・イベロアメリカ映画)
「Karnawal」(アルゼンチン)監督フアン・パブロ・フェリックス
(エグゼクティブ・プロデューサーのエドソン・シドニー)
(監督、製作者シドニー、アルフレッド・カストロ、マルティン・ロペス・ラッチ)
(マランボを披露したロペス・ラッチ)
◎審査員特別賞(銀のビスナガ)
「Destello Bravío」監督アイノア・ロドリゲス
(受賞スピーチをするアイノア・ロドリゲス監督)
◎監督賞(銀のビスナガ)
アグスティ・ビリャロンガ(「El ventre del mar(El vientre del mar)」)
◎女優賞 ‘HOTEL AC MALAGA PALACIO’(銀のビスナガ)
タマラ・カセリャス(「Ama」監督フリア・デ・パス・ソルバス)
◎男優賞 ’STARVIEW STYLE’(銀のビスナガ)
ロジェール・カザマジョール(「El ventre del mar(El vientre del mar)」)
◎助演女優賞(銀のビスナガ)
マリア・ロマニジョス(「Las concecuencias」監督クラウディア・ピント)
◎助演男優賞(銀のビスナガ)
アルフレッド・カストロ(「Karnawal」)
◎脚本賞(銀のビスナガ)
アグスティ・ビリャロンガ、アレサンドロ・バリッコ(「El ventre del mar」)
◎音楽賞(銀のビスナガ)
マルクスJ. G. R.(「El ventre del mar(El vientre del mar)」)
◎撮影賞 ’XIAOMI’(銀のビスナガ)
ジョセプ・マリア・シビト、ブライ・トマス(「El ventre del mar)」)
(ブライ・トマス)
◎編集賞(銀のビスナガ)
ホセ・ルイス・ピカド(「Destello Bravío」)
◎審査員スペシャル・メンション
「La ciudad de las fieras」コロンビア=エクアドル(監督ヘンリー・リンコン)
◎批評家審査員特別賞(銀のビスナガ)
「Las concecuencias」(クラウディア・ピント)
(クラウディア・ピント監督)
◎観客賞(銀のビスナガ)「Chavalas」監督カロル・ロドリゲス・コラス
(カロル・ロドリゲス・コラス、主演した女優が揃って登壇しました)
★以上がセクション・オフィシアル部門の銀のビスナガです。アグスティ・ビリャロンガの「El ventre del mar」が作品・監督・脚本・音楽・撮影・男優賞とカタルーニャ語映画が6冠を独占、これは貰いすぎではないでしょうか。何かの賞に絡むと予想していたフアン・パブロ・フェリックスの「Karnawal」がまさかの作品賞、アルフレッド・カストロは予想通り助演男優賞を手にしました。受賞を念じて最後まで残っていたようです。最終日の13日には受賞作を纏めて再上映、また受賞者のプレス会見もあって、盛りだくさんの11日間が終了いたしました。来年2022年は通常に戻って、3月18日から27日の10日間になります。あくまでコロナのご機嫌しだいです。
★オープニングとクロージング両方のガラに出席した人はそれぞれ衣装代が嵩んだことでしょう。今年は肩紐がないビスチェドレスが人気、パンツルック、パンタロンも多い印象でした。以下はベストドレッサーというわけではありませんが、受賞者、授賞式に中心的役割をしたひと、プレゼンターを少しアップしておきます。
(マラガの顔アントニオ・バンデラスと批評家審査員特別賞のプレゼンタ―を務めた
マリア・カサド、ドレスは灰色がかった青のプロノビアス社のデザイン)
(審査委員長ノラ・ナバス、アベリャネダのデザイン)
(司会アシストのフアナ・アコスタ、オスカル・デ・ラ・レンタのデザイン)
(司会アシストのアナ・フェルナンデス、フェルナンド・クラロのビスチェドレス)
(女優賞受賞のタマラ・カセリャス)
(司会アシストのアントニオ・レシネス)
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