エドゥアルド・フェルナンデスの映画国民賞授与式*SSIFF2025 ⑰ ― 2025年09月26日 18:00
エドゥアルド・フェルナンデスの映画国民賞2025授与式

(エドゥアルド・フェルナンデス、サンセバスチャン映画祭、9月20日)
★9月20日、エドゥアルド・フェルナンデスの映画国民賞2025の授与式がありました。選考母体はスペイン文化スポーツ教育省と映画部門はスペイン映画アカデミー、映画だけでなく文学、音楽、スポーツなど各分野ごとに選ばれます(発表は6月30日でした)。映画部門は演技者だけでなく、製作者、監督、脚本家、技術部門など幅広く、授与式はサンセバスチャン映画祭開催中と決まっています。プレゼンターは文化大臣で、今年はエルネスト・ウルタスン(バルセロナ1982)、彼は2023年11月から現職を務めています。フェルナンデスの授賞理由、キャリア&フィルモグラフィー紹介は既にアップしております。
*フェルナンデス映画国民賞2025受賞の記事は、コチラ⇒2025年07月13日

(プレゼンターのエルネスト・ウルタスン文化大臣と)

(パレスチナ連帯のスカーフを手に)
★今回選ばれたのは、マルセル・バレナの「El 47」のマノロ・ビタル役、とアイトル・アレギ&ジョン・ガラーニョの「Marco」のエンリック・マルコ役の演技が認められたからでした。写真で分かるようにパレスチナ連帯のスカーフを肩にかけて登壇しています。賛否両論あると思いますが・・・「ガザで起きていることは野蛮な行為である」と、ガザでのジェノサイドは人間の本質から外れた解決すべき問題という立場を明らかにしました。

(マル・コル、受賞者、ジョン・ガラーニョ)
★お祝いに馳せ参じたのは、文化大臣のほか、第2副首相兼労働社会経済大臣ヨランダ・ディアス、スペイン映画アカデミー会長フェルナンド・メンデス=レイテ、ジョン・ガラーニョ監督は、「この賞は彼のような豊かな才能の持主には小さい。共同監督した同僚(アイトル・アレギ)や私が賞賛の言葉を述べるのは恐れ多い」と述べた。デビュー作『家族との3日間』の監督マル・コルは、「最初の作品は複雑だったけれど、私の父親を演じてくれた。私を振り回すような手法を採らず、まだ25歳だった小娘を助けてくれた」と感謝の言葉を述べた。

(ウルタスン文化大臣、受賞者、背後にヨランダ・ディアス第2副首相、20日)

(ハグしあうマル・コルと受賞者)

(勢揃いした出席者たち)
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://aribaba39.asablo.jp/blog/2025/09/26/9805627/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。