授賞式のベストドレッサーは・・・*ゴヤ賞2024 ⑨ ― 2024年02月21日 14:53
ぶっちぎりのナンバーワンはペネロペ・クルス
(やはり人気のアルモドバルとペネロペ・クルス)
★授賞式の視聴率は23,5パーセント、約236万人と発表されました。多いのか少ないのか分かりません。ファッションに興味がなくても参加者の顔ぶれが分かるので、今年もベストドレッサーを特集しました。ノミネート対象者、トロフィーを受け渡すプレゼンターが中心ですが、ビクトル・エリセのように新作『瞳をとじて』が3カテゴリーにノミネートされているにもかかわらず出席しない人もおりました。『ミツバチのささやき』も『エル・スール』もゴヤ賞がなかった時代の映画であり、本作が初ノミネートでした。映画祭は別として映画賞ガラに珍しく参加したアナ・トレントの姿がありました。彼女は1997年、主演女優賞にノミネートされた『テシス 次に私が殺される』に続いて2回目、本作はアメナバルのデビュー作であり、作品・新人監督・主演男優賞など8ノミネートでしたが、トレントだけ受賞を逃したのでした。
(ホセ・コロナドと父娘を演じたアナ・トレント、アルマーニ、宝石スアレス)
(主演男優賞ノミネート、エリセ監督の分身を演じたマノロ・ソロ)
(共演者マリア・レオン、イタリアのディースクエアード2 )
★総合司会者のアナ・ベレンとロス・ハビスことハビエル・アンブロッシ&ハビエル・カルボは衣装替えしましたが、レッドカーペットに登場したときの衣装。カルラ・シモン、ピラール・パルメロ、アラウダ・ルイス・デ・アスアはそれぞれゴヤ賞受賞者です。既に登壇している受賞者を除き、デザインの分かるものは併記しました。
(ホスト役のアナ・ベレン、デザインはレドンド・ブランド、宝石ダミアーニ)
(ロス・ハビス、左がアンブロッシ、パロマ・スペイン)
(カルラ・シモン監督、テレサ・エルビグ/ヘルビッヒHelbig)
(ピラール・パルメロ監督、テレサ・エルビグ、宝石ホセ・ルイス・ホジェリアス)
(昨年の新人監督賞を受賞したアラウダ・ルイス・デ・アスア)
(監督賞ノミネートのエレナ・マルティン、ジョアン・ロス、宝石シムエロ)
(ホナス・トゥルエバとパートナーで新人監督賞ノミネートのイチャソ・アラナ)
★ある雑誌社のアンケートによると、ベストドレッサーのナンバーワンは、シャネルの専属モデルでもあるペネロペ・クルスでした。30パーセントとぶっちぎり、2位シルビア・アバスカルの10パーセントを大きく引き離しました。誰のデザインかも重要ですが、着る人が決め手で、支流は去年ほどではないが黒、プラスと赤とスペイン人の好みがわかります。
(第1位30%、ペネロペ・クルス、シャネル、2024年秋冬コレクション)
(第2位10%、シルビア・アバスカル、オスカル・デ・ラ・レンタ、宝石ティファニー)
(第3位9%、ナタリア・サンチェス、バロ・ルカス、宝石ラバト)
(第3位9%、アナ・ルハス、デザインはアルマーニ・プリヴェ、宝石ブルガリ)
(第5位7%、アイタナ・サンチェス=ヒホン、レドンド・ブランド、宝石メシカ)
(第5位7%、ベレン・ルエダ、バレンスエラ・アテリエル)
★以下は当ブログに登場してもらった方に絞りました。
(アントニア・サン・フアン、アンドリュー・ポクリッド、宝石デル・パラモ)
(#SEACABÓのアピールを忘れないセシリア・ロス)
(カエタナ・ギジェン・クエルボ、イサベル・サンチス、宝石イグナシオ・トレス)
(バルバラ・レニー、ウルグアイ出身のガブリエラ・ハースト、宝石カルティエ)
(ベレン・クエスタ、アルマーニ・プリヴェ、宝石ダミアーニ)
(エレナ・アナヤ、アルマーニ・プリヴェ、宝石バルセナ、メークはディオール)
(レオノル・ワトリング、テレサ・エルビグ、宝石ラバト)
(インマ・クエスタ、アリシア・ルエダ・アテリエル、宝石メシカ)
(マカレナ・ガルシア、ロエベ、宝石ブルガリ)
(ブランカ・ロメロ、イサベル・サンチス、宝石スアレス)
(ネレア・バロス、ペドロ・デル・イエロ、宝石メシカ)
(主演女優賞候補者のマリア・バスケス、アナ・プラドス、宝石アラマ・ディベルサ)
(主演女優賞ノミネートのカロリナ・ジュステ、宝石はメシカ)
(マルタ・エトゥア、ガブリエル・ラージ、宝石スアレス)
(マカレナ・ゴメス、マルシアーノ・バイ・ゲス、宝石ゲス)
(エレナ・サンチェス、アリシア・ルエダ、宝石マリナ・ガルシア)
(アンナ・カスティーリョ、スペインのシビラ、宝石カルティエ)
(グレタ・フェルナンデス、バレンティノ、宝石ラバト)
(ヌリア・ガゴ、フアン・ドゥヨス、宝石ホセ・ルイス・ホジェリアス)
(ブルナ・クシ、ハーベイ・クラブ、メークはディオール・ビューティー)
(歌手のアマイア、イタリアのスポーツマックス、宝石バレンシアのシムエロ)
(クリスティナ・カスターニョ、レバノン出身のズハイル・ムラド、宝石ブルガリ)
★今年1年間に鬼籍入りしたシネアストたちを偲ぶ〈アディオス〉のコーナー、ゴヤ賞を2回受賞しているシンガーソングライターのシルビア・ペレス・クルスと、ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2017の優勝者サルバドール・ソブラルの演奏で見送った。彼はポルトガルに初めてトロフィーをもたらした革命児。また3人の総合司会者によって、12月2日に亡くなったばかりのコンチャ・ベラスコへのオマージュとして、“La chica ye-ye” と "Mama , quiero ser artista" が捧げられた。
(シルビア・ペレス・クルス、サルバドール・ソブラル)
(歌って踊ってコンチャを見送ったアナ・ベレンとロス・ハビス)
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