ゴヤ賞2021はマラガ開催*司会者にアントニオ・バンデラス ②2020年07月03日 16:21

             ゴヤ賞2021授賞式は、マラガ227日に決定

 

          

            (総合司会者のアントニオ・バンデラスとマリア・カサド)

 

★第35回ゴヤ賞授賞式の日取り227(土)だけが発表になっておりました。今回開催地は昨年と同じマラガですが、昨年のスポーツ・センターから Soho CaixBank 劇場に変わります。総合司会者も入れ替えになり、マラガ名誉市民、俳優、監督、製作者のアントニオ・バンデラス、カタルーニャ出身のジャーナリストでテレビ・アカデミー会長のマリア・カサドに決定とスペイン映画アカデミーが発表しました。コロナ感染拡大で決定が大幅に遅れましたが、昨年より1ヵ月遅れの開催です。例年なら米アカデミーが行われる時期ですが、オスカーも8週間遅れの425日と大幅にずれ込んでいます。あくまで予定ですから、先のことは分かりません。なお新型コロナウイルスのせいで劇場公開できなかった映画も、第35回に限ってオンライン上映も対象作品になります。

 

★総合司会者のうちアントニオ・バンデラスについての紹介は割愛しますが、ガラ開催のSoho CaixBank 劇場は、20191115日開館したばかりの新しい劇場、出資者は大手銀行カイシャバンク CaixBank、マラガ市、個人出資者がアントニオ・バンデラスのポケットマネーというから驚きです。彼はシネアストの顔以外に辣腕ともいわれる投資家としても有名で、現在のパートナーであるニコール・ケンプルさんはドイツのシュツットガルト出身の投資銀行家です。劇場は今後マラガ市のみならずアンダルシアの文化発信地となります。今年1月にはバンデラス出演の『コーラスライン』も上演されています。バンデラスは「名誉で光栄に思います。スペイン映画界の一大イベントのお役に立ちたい」とコメント。カンヌ映画祭2019で最優秀男優賞を受賞した『ペイン・アンド・グローリー』もル・シネマで公開が始まっています。

バンデラスの主な紹介記事は、コチラ2017092820150215

 

     

 

マリア・カサドはバルセロナ生れ(1978)、バルセロナ自治大学卒、200612年までテレデアリオ会長を務め、201811月よりTV芸術科学アカデミーの会長に選ばれた。しかし20205月に退任して、9月からは朝のプログラムを降板するというニュースが伝わってきた。バンデラスはこのニュースを知ると、さっそくソーホー劇場とつながりのある、ソーホーTV の新しいプロデューサー職を打診をしたようです。いずれマラガに移住してくることになる。今回の総合司会役を務めることについては、「大きな挑戦だが、すべてのレベルで歴史的な授賞式になるよう大きな期待を寄せている」と抱負を語っている。

 

2021年の2月以降は、映画賞ラッシュになる。ゴヤ賞ガラの翌日には、ゴールデン・グローブ賞、イギリス・アカデミーのバフタ賞411日、米アカデミー授賞式424日、1214日開館予定だったハリウッド・アカデミー博物館は、430日になります。


コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://aribaba39.asablo.jp/blog/2020/07/03/9264398/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。