ホナス・トゥルエバ新作カルロヴィ・ヴァリ映画祭でFIPRESCI賞受賞 ― 2019年07月22日 18:18
ホナス・トゥルエバの「La virgen de agosto」が国際批評家連盟賞を受賞
★大分古いニュースになりましたが、第54回カルロヴィ・ヴァリ映画祭2019(7月6日ガラ)でホナス・トゥルエバの「La virgen de agosto」が国際批評家連盟賞 FIPRESCIと審査員スペシャル・メンションを受賞しました。父親フェルナンド・トゥルエバ監督と製作者の母親クリスティナ・ウエテ、叔父ダビ・トゥルエバ監督と恵まれた環境でありながら、現在は親に頼らず映画作りをしている。「この賞は謙虚で慎ましい映画に贈られる。世界のポジティブな見方をたもって、色調豊かな感情表現に取り組んだ一連のテーマも、それに相応しいものでした」というのが審査員の授賞作に選んだ理由でした。
(カルロヴィ・ヴァリ映画祭に勢揃いしたスタッフ&キャスト、左から4人目が監督)
(ホナス・トゥルエバとイチャソ・アラナ、授賞式にて)
★既に本作の作品紹介&監督フィルモグラフィー、主演女優イチャソ・アラナを含むキャスト紹介をしております。スペイン公開予定8月15日がアナウンスされています。
*「La virgen de agosto」の作品紹介は、コチラ⇒2019年06月03日
(ヒロインのイチャソ・アラナ、映画から)
★スペイン語映画では、他にチリのフェリペ・リオス・フエンテスのデビュー作「El hombre del futuro」(チリ=アルゼンチン合作)も審査員スペシャル・メンションを受賞しました。チリのパタゴニアを舞台にした、父(ホセ・ソーサ)と娘(アントニア・ギーセンGiessen)の一種のロード・ムービーのようですが、かなり興味を惹かれました。いずれご紹介するとして目下は受賞報告だけにとどめます。キャストは他にパブロ・ララインの『ザ・クラブ』や『ネルーダ』の出演者ロベルト・ファリアス、セバスティアン・レリオの『ナチュラルウーマン』のアンパロ・ノゲラ他、アルゼンチンからはルクレシア・マルテルの『ラ・ニーニャ・サンタ』のマリア・アルチェなどがクレジットされています。
(アントニア、プロデューサーのジャンカルロ・Nasi、監督、映画祭にて)
(ホセ・ソーサとアントニア・ギーセン、映画から)
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