第33回ゴヤ賞2019授賞式はセビーリャ開催に決定 ― 2018年07月12日 18:52
ガラ会場がマドリードを出てセビーリャ開催に決定
★マドリード以外の都市開催が既にアナウンスされておりましたが、このほどセビーリャ市長フアン・エスパダスを交えて、マリアノ・バロッソ新会長、ラファエル・ポルテラ副会長から正式に発表になりました(7月10日、セビーリャ)。マドリード以外での開催は今回が2度目、第1回は2000年のバルセロナだったそうです。2回ぐらいバルセロナで開催されていたと思っていましたが、まったく記憶は当てになりません。マドリード中心の映画祭開催を不満に思っている都市は多く、ゴヤ賞ガラも変化の時、バロッソ新会長は「スペイン映画界も他の分野、例えばサッカーのように戦略的な努力をすべき」と考えているようです。
(カテドラルをバックに、セビーリャ市長フアン・エスパダスとマリアノ・バロッソ会長)
★2018年のゴヤ授賞式は、栄誉賞マリサ・パレデス、作品賞・監督賞・脚本賞イサベル・コイシェ、新人監督賞カルラ・シモンと女性軍が気を吐いた年でした。2019年はどんな新戦略で臨むのか。シモン監督の『悲しみに、こんにちは』は間もなく公開されます。コイシェ監督の「The Bookshop」は配給会社も決り年内公開がアナウンスされていますが、その後どうなっているのか。
(「もっと女性にチャンスを」の扇子を手にした主演女優賞受賞者ナタリエ・ポサ)
★セビーリャは「セビーリャ&ヨーロッパ映画祭」が開催される都市、経験もあり足の便も悪くありませんから選ばれたのでしょうか。今年は第31回ヨーロッパ映画賞2018の開催地でもあり、ガラは12月15日です。
★総合司会者は、アンドリュー・ブエナフエンテ(タラゴナ、1965)とシルビア・アブリル(バルセロナ、1971)夫妻に変更ありません。
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