ゴヤ賞2013 予想と結果① ― 2013年08月18日 13:40
スペイン語映画の動向を知るのに有効なのが世界各地で開催される映画祭。スペインでは春のアンダルシアは太陽海岸に位置するマラガに始まり、秋のサンセバスチャン、地中海に面した高級リゾート地シッチェス、カスティーリャ王国の首都だったバリャドリードなどが代表的な映画祭です。なかでもサンセバスチャンは国際映画祭としての歴史も古く、2012年に第60回を盛大に祝ったばかりです。
しかしスペイン映画界に大きな影響を与えるお祭りと言えば矢張り「ゴヤ賞」でしょう。いわゆる「スペインのアカデミー賞」です。セザール賞(仏)、バフタ賞(英)、ドナテッロ賞(伊)と立ち位置が同じです。ゴヤ賞は1987年に始まり、2011年の第25回の節目に全体を見渡せる冊子も発売されました。現在ゴヤ賞は合計28部門にもふくれあがる最大の映画イベントとなっています。ジャンルは大別するとドラマとドキュメンタリー、長編と短編、実写とアニメ、監督・新人監督、主演・助演・新人、脚本・脚色、音楽・美術、録音・特殊効果、撮影、衣装デザイン、メイクなどの他、イベロアメリカ映画とヨーロッパ映画部門があります。
例年ノミネート発表が1月初旬(2013年は1月8日)に発表され、“Blancanieves”が最多の19部門、洩れたのは録音賞だけでした。以下“Grupo 7”(16)、“Lo imposible”(14)、“El artista y la modelo”(13)という具合に話題作だけに集中していました。作品賞、監督賞、製作賞が重なるのは分かるとして、今年は上記の4作品が同じ9部門を仲良く制しました。これではスペイン映画の危機どころか末期症状と杞憂したファンも多かったのではないでしょうか。授賞式は2月中旬、今年は17日でした。
今年はスクリーンでの鑑賞済み作品が多く大いに盛り上がりたいところでしたが、この一極集中が癇に障ったこともあって逆に冷めてしまいました。しかし日本での映画祭上映、公開などが次々にアナウンスされましたので、以前Cabinaブログにコメントした予測記事を加筆訂正したものから当ブログをスタートさせることに致しました。
作品賞:まず一押しは、“Torremolinos73”(2003)以来沈黙していたパブロ・ベルヘルの“Blancanieves”でした。グリム兄弟の『白雪姫』を題材に1920年代のアンダルシアに時空間を旅しています。サイレントだがミュージカル、モノクロ、闘牛、フラメンコ、個性的に描き分けられた小人、何はおいてもエモーショナルな愛の物語、その独創性において他の追随を許さない。2012年は他にも『白雪姫』に材をとった力作、ルパート・サンダーズの『スノーホワイト』(継母シャーリーズ・セロン)、ターセム・シンの『白雪姫と鏡の女王』(継母ジュリア・ロバーツ)などが劇場公開になりましたが、贔屓目を差し引いてもスペイン版が一番見応えがありました。サンセバスチャン映画祭コンペ部門の特別審査員賞受賞。2013年アカデミー賞スペイン代表作品に選ばれましたが最終候補には残れませんでした。結果は予想通りにゴヤの胸像はベルヘル監督の手に。『ブランカニーヴス』の邦題で12月より新宿武蔵野館を皮きりに全国展開。第10回を迎えるラテンビートで先行上映も決定したようです。
昨年の東京国際映画祭ワールド部門で上映されたフアン・アントニオ・バヨナの『インポッシブル』の可能性もありかと予想しましたが、主役にナオミ・ワッツ、その夫にユアン・マクレガーとハリウッド俳優起用の映画でしたので確率は低かった。しかしスペイン公開1週間の観客動員数135万人、11週間で580万人、興行成績も4050万ユーロを叩きだし、長きにわたって危機に瀕しているスペイン映画界の救世主となりました。昨年のサンチャゴ・セグラの『トレンテ4』で実証済みのように「じゃ、ゴヤの胸像を差し上げましょう」とはなりませんでした。2004年タイ旅行中にスマトラ沖地震による津波に遭遇したスペイン一家の実話に基づいた映画、テーマは家族愛、つまりバヨナの第1作『永遠のこどもたち』の変奏曲ですね。第25回東京国際映画祭上映、今年6月に既に劇場公開、11月にはDVDも発売されます。
16部門ノミネートのアルベルト・ロドリゲスの“Grupo 7”は若者の支持を獲得していましたがライバルが強すぎた。麻薬壊滅作戦を意図して組織され、非合法すれすれの何でもありの捜査をする警察スリラーもの。その通称「グループ7」がタイトルになってます。倫理観クソ食らえのアクション、ウソとマコトが捩れてウラ社会相手に奮闘する男たちの重厚なドラマに仕上がっています。1992年のセビーリャ世界万博を前にしての麻薬密売組織掃討作戦、いわば警察官は町をきれいに掃除する清掃員役を担わされていた。タイトルになった「グループ7」は存在しませんが、当時実在した「グループ6」とか「グループ10」のリーダーたちが投影されているということです。テレビのイケメンを返上したマリオ・カサス、お馴染みのアントニオ・デ・ラ・トーレ、インマ・クエスタなど、登場人物の人格描写も優れています。既にバレンシアの映画祭でTuria特別賞を受賞しています。日本でのDVDが期待できる作品。
最後が13部門ノミネートのフェルナンド・トゥルエバの“El artista y la modelo”、時間をかけてよく練られた作品ですが、自信をもって「受賞はありません」と予測しました。制作意欲を失った有名な老彫刻家が妻の連れてきた若い女性に触発されて人生最後の作品に挑む。こんな筋書き聞いても平凡すぎて魅力を感じませんが、これがなかなか一筋縄ではいかない出来栄えです。製作・キャストともにインターナショナルで芸達者な役者たち(彫刻家:フランス人ジャン・ロシュフォール、モデル:スペイン人アイダ・フォルチ、彫刻家の妻:イタリア人クラウディア・カルディナーレ、お手伝い:スペイン人チュス・ランプレアヴェ)も魅力なら、1943年夏フランスのロセリョンと時代舞台背景も巧みに計算されているのです。言語は仏語・西語、モノクロ映像が素晴らしい。サンセバスチャン映画祭では仏語のセリフに西語の字幕入りで上映、同映画祭の銀貝賞の監督部門で受賞。無冠に終わりましたが、2013年公開が決定していますが邦題は決まっていない(配給:アルシネテラン)。
監督賞:第2作“Blancanieves”のパブロ・ベルヘルを推しました。第1作“Torremolinos 73”から数えて早や十年近く「一体ナニしてたんだい」、5年の歳月をかけて本作完成に命をかけていたそうです。デビュー作の恐怖とブラックユーモアが気に入った方、期待を裏切りません。この映画はウィーン生れだがハリウッドで活躍した怪物監督エリッヒ・フォン・シュトロハイムの『Greed』(グリード、1924、サイレント・モノクロ)へのオマージュでもあるそうです。スペイン題は“Avaricia”(貪欲)。ゴヤ賞の前哨戦と言われるフォルケ賞(例年1月下旬)にも下馬評通り選ばれていおり、頭一つ抜け出した感じでした。ゴヤ賞歴は第1作が2004年新人監督賞にノミネートされています。1964年ビルバオ生れ。同郷のエンリケ・ウルビス(1962生れ) やアレックス・デ・ラ・イグレシア(1965生れ)が、1980年代後半から90年代にデビューしたのに比べ大分遅い。どの監督にも当てはまることですが、成功には製作者との幸運な出会いがカギとなります。結果は『インポッシブル』のバヨナがゲット、作品賞とのダブル受賞とはなりませんでした。
フアン・アントニオ・バヨナの『インポッシブル』“Lo imposible”も長編第2作目です。ヒット作『永遠のこどもたち』が2007年だから5年振りになります。験担ぎか偶然か前作と同じ10月11日に封切られ、その後の健闘ぶりは上記の通り。ゴヤ賞歴は前作が新人監督賞、脚本賞以下7部門に受賞しています。最初の短編“Mis vacaciones”(1999)が評価され、数多くの短編、ビデオを手掛けています。第2作で監督賞受賞、大賞をベルヘルと分かち合いました。1975年バルセロナ生れ、将来のスペイン映画界を担う若手の注目株。
アルベルト・ロドリーゲスは“7 virgenes”(2005)が翌年のゴヤ作品賞、監督賞、脚本賞受賞で話題をさらった監督。『7人のバージン』の邦題で第3回ラテンビート映画祭で早速上映されました。子供から否応なく大人にならざるをえない少年を演じたフアン・ホセ・バジェスタの成長ぶりに、子役だけで終わらないと感じたファンも多かったのではないか。 それにしても邦題決定には悩んだでしょうね。次回作“After”(2009)はちゃんと大人になれなかった中年たちのドラマ。ローマ映画祭やトゥルーズ映画祭に出品され、それなりに評価されましたが3作の中では一番平凡でした。ゴヤ賞がらみでは脚本賞がノミネートされています。今回の“Grupo 7”は大賞受賞には至りませんでしたが、受賞の有無にかかわらず日本に紹介したい監督であり作品です。1971年セビーリャ生れ、3作とも時代は変われど舞台は同じ生れ故郷です。4候補作のうち『インポッシブル』には到底及びませんが、スペインでは4月封切り以来、DVD発売も含めて興行成績は“Blancanieves”を倍以上引き離し、約240万ユーロと貢献しています。
フェルナンド・トゥルエバは日本でもメジャー入りした監督、特に今回受賞はなかったし、ゴヤの胸像は大分前のことになるが二つ持ってるしで割愛いたします。既に公開が決まっていますので、いずれ紹介記事を書こうと考えております。サンセバスチャン映画祭で銀貝賞の監督部門で受賞しました。それぞれ映画祭も性質の違いがあって、本映画祭はカンヌ映画祭と同じように作品賞、特別審査員賞、監督賞の大賞をダブらせない方針です。それだけに賞の重みもあるわけです。
しかしスペイン映画界に大きな影響を与えるお祭りと言えば矢張り「ゴヤ賞」でしょう。いわゆる「スペインのアカデミー賞」です。セザール賞(仏)、バフタ賞(英)、ドナテッロ賞(伊)と立ち位置が同じです。ゴヤ賞は1987年に始まり、2011年の第25回の節目に全体を見渡せる冊子も発売されました。現在ゴヤ賞は合計28部門にもふくれあがる最大の映画イベントとなっています。ジャンルは大別するとドラマとドキュメンタリー、長編と短編、実写とアニメ、監督・新人監督、主演・助演・新人、脚本・脚色、音楽・美術、録音・特殊効果、撮影、衣装デザイン、メイクなどの他、イベロアメリカ映画とヨーロッパ映画部門があります。
例年ノミネート発表が1月初旬(2013年は1月8日)に発表され、“Blancanieves”が最多の19部門、洩れたのは録音賞だけでした。以下“Grupo 7”(16)、“Lo imposible”(14)、“El artista y la modelo”(13)という具合に話題作だけに集中していました。作品賞、監督賞、製作賞が重なるのは分かるとして、今年は上記の4作品が同じ9部門を仲良く制しました。これではスペイン映画の危機どころか末期症状と杞憂したファンも多かったのではないでしょうか。授賞式は2月中旬、今年は17日でした。
今年はスクリーンでの鑑賞済み作品が多く大いに盛り上がりたいところでしたが、この一極集中が癇に障ったこともあって逆に冷めてしまいました。しかし日本での映画祭上映、公開などが次々にアナウンスされましたので、以前Cabinaブログにコメントした予測記事を加筆訂正したものから当ブログをスタートさせることに致しました。
作品賞:まず一押しは、“Torremolinos73”(2003)以来沈黙していたパブロ・ベルヘルの“Blancanieves”でした。グリム兄弟の『白雪姫』を題材に1920年代のアンダルシアに時空間を旅しています。サイレントだがミュージカル、モノクロ、闘牛、フラメンコ、個性的に描き分けられた小人、何はおいてもエモーショナルな愛の物語、その独創性において他の追随を許さない。2012年は他にも『白雪姫』に材をとった力作、ルパート・サンダーズの『スノーホワイト』(継母シャーリーズ・セロン)、ターセム・シンの『白雪姫と鏡の女王』(継母ジュリア・ロバーツ)などが劇場公開になりましたが、贔屓目を差し引いてもスペイン版が一番見応えがありました。サンセバスチャン映画祭コンペ部門の特別審査員賞受賞。2013年アカデミー賞スペイン代表作品に選ばれましたが最終候補には残れませんでした。結果は予想通りにゴヤの胸像はベルヘル監督の手に。『ブランカニーヴス』の邦題で12月より新宿武蔵野館を皮きりに全国展開。第10回を迎えるラテンビートで先行上映も決定したようです。
昨年の東京国際映画祭ワールド部門で上映されたフアン・アントニオ・バヨナの『インポッシブル』の可能性もありかと予想しましたが、主役にナオミ・ワッツ、その夫にユアン・マクレガーとハリウッド俳優起用の映画でしたので確率は低かった。しかしスペイン公開1週間の観客動員数135万人、11週間で580万人、興行成績も4050万ユーロを叩きだし、長きにわたって危機に瀕しているスペイン映画界の救世主となりました。昨年のサンチャゴ・セグラの『トレンテ4』で実証済みのように「じゃ、ゴヤの胸像を差し上げましょう」とはなりませんでした。2004年タイ旅行中にスマトラ沖地震による津波に遭遇したスペイン一家の実話に基づいた映画、テーマは家族愛、つまりバヨナの第1作『永遠のこどもたち』の変奏曲ですね。第25回東京国際映画祭上映、今年6月に既に劇場公開、11月にはDVDも発売されます。
16部門ノミネートのアルベルト・ロドリゲスの“Grupo 7”は若者の支持を獲得していましたがライバルが強すぎた。麻薬壊滅作戦を意図して組織され、非合法すれすれの何でもありの捜査をする警察スリラーもの。その通称「グループ7」がタイトルになってます。倫理観クソ食らえのアクション、ウソとマコトが捩れてウラ社会相手に奮闘する男たちの重厚なドラマに仕上がっています。1992年のセビーリャ世界万博を前にしての麻薬密売組織掃討作戦、いわば警察官は町をきれいに掃除する清掃員役を担わされていた。タイトルになった「グループ7」は存在しませんが、当時実在した「グループ6」とか「グループ10」のリーダーたちが投影されているということです。テレビのイケメンを返上したマリオ・カサス、お馴染みのアントニオ・デ・ラ・トーレ、インマ・クエスタなど、登場人物の人格描写も優れています。既にバレンシアの映画祭でTuria特別賞を受賞しています。日本でのDVDが期待できる作品。
最後が13部門ノミネートのフェルナンド・トゥルエバの“El artista y la modelo”、時間をかけてよく練られた作品ですが、自信をもって「受賞はありません」と予測しました。制作意欲を失った有名な老彫刻家が妻の連れてきた若い女性に触発されて人生最後の作品に挑む。こんな筋書き聞いても平凡すぎて魅力を感じませんが、これがなかなか一筋縄ではいかない出来栄えです。製作・キャストともにインターナショナルで芸達者な役者たち(彫刻家:フランス人ジャン・ロシュフォール、モデル:スペイン人アイダ・フォルチ、彫刻家の妻:イタリア人クラウディア・カルディナーレ、お手伝い:スペイン人チュス・ランプレアヴェ)も魅力なら、1943年夏フランスのロセリョンと時代舞台背景も巧みに計算されているのです。言語は仏語・西語、モノクロ映像が素晴らしい。サンセバスチャン映画祭では仏語のセリフに西語の字幕入りで上映、同映画祭の銀貝賞の監督部門で受賞。無冠に終わりましたが、2013年公開が決定していますが邦題は決まっていない(配給:アルシネテラン)。
監督賞:第2作“Blancanieves”のパブロ・ベルヘルを推しました。第1作“Torremolinos 73”から数えて早や十年近く「一体ナニしてたんだい」、5年の歳月をかけて本作完成に命をかけていたそうです。デビュー作の恐怖とブラックユーモアが気に入った方、期待を裏切りません。この映画はウィーン生れだがハリウッドで活躍した怪物監督エリッヒ・フォン・シュトロハイムの『Greed』(グリード、1924、サイレント・モノクロ)へのオマージュでもあるそうです。スペイン題は“Avaricia”(貪欲)。ゴヤ賞の前哨戦と言われるフォルケ賞(例年1月下旬)にも下馬評通り選ばれていおり、頭一つ抜け出した感じでした。ゴヤ賞歴は第1作が2004年新人監督賞にノミネートされています。1964年ビルバオ生れ。同郷のエンリケ・ウルビス(1962生れ) やアレックス・デ・ラ・イグレシア(1965生れ)が、1980年代後半から90年代にデビューしたのに比べ大分遅い。どの監督にも当てはまることですが、成功には製作者との幸運な出会いがカギとなります。結果は『インポッシブル』のバヨナがゲット、作品賞とのダブル受賞とはなりませんでした。
フアン・アントニオ・バヨナの『インポッシブル』“Lo imposible”も長編第2作目です。ヒット作『永遠のこどもたち』が2007年だから5年振りになります。験担ぎか偶然か前作と同じ10月11日に封切られ、その後の健闘ぶりは上記の通り。ゴヤ賞歴は前作が新人監督賞、脚本賞以下7部門に受賞しています。最初の短編“Mis vacaciones”(1999)が評価され、数多くの短編、ビデオを手掛けています。第2作で監督賞受賞、大賞をベルヘルと分かち合いました。1975年バルセロナ生れ、将来のスペイン映画界を担う若手の注目株。
アルベルト・ロドリーゲスは“7 virgenes”(2005)が翌年のゴヤ作品賞、監督賞、脚本賞受賞で話題をさらった監督。『7人のバージン』の邦題で第3回ラテンビート映画祭で早速上映されました。子供から否応なく大人にならざるをえない少年を演じたフアン・ホセ・バジェスタの成長ぶりに、子役だけで終わらないと感じたファンも多かったのではないか。 それにしても邦題決定には悩んだでしょうね。次回作“After”(2009)はちゃんと大人になれなかった中年たちのドラマ。ローマ映画祭やトゥルーズ映画祭に出品され、それなりに評価されましたが3作の中では一番平凡でした。ゴヤ賞がらみでは脚本賞がノミネートされています。今回の“Grupo 7”は大賞受賞には至りませんでしたが、受賞の有無にかかわらず日本に紹介したい監督であり作品です。1971年セビーリャ生れ、3作とも時代は変われど舞台は同じ生れ故郷です。4候補作のうち『インポッシブル』には到底及びませんが、スペインでは4月封切り以来、DVD発売も含めて興行成績は“Blancanieves”を倍以上引き離し、約240万ユーロと貢献しています。
フェルナンド・トゥルエバは日本でもメジャー入りした監督、特に今回受賞はなかったし、ゴヤの胸像は大分前のことになるが二つ持ってるしで割愛いたします。既に公開が決まっていますので、いずれ紹介記事を書こうと考えております。サンセバスチャン映画祭で銀貝賞の監督部門で受賞しました。それぞれ映画祭も性質の違いがあって、本映画祭はカンヌ映画祭と同じように作品賞、特別審査員賞、監督賞の大賞をダブらせない方針です。それだけに賞の重みもあるわけです。
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