フォト集 ②*サンセバスチャン映画祭2022 ㉓ ― 2022年10月02日 14:20
ラテンアメリカ諸国から現地入りしたシネアストたち
★フォト集②はラテンアメリカからやってきたシネアストたちの特集。多分新型コロナウイルス以前より多かったのではないでしょうか。セクション・オフィシアルのセバスティアン・レリオ(チリ)、ペルラス部門のサンティアゴ・ミトレ(アルゼンチン)やアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(メキシコ)、ホライズンズ・ラティノ部門のアンドレス・ラミレス・プリド(コロンビア)、キューバのパベル・ジルーとカルロス・レチュガ、マリアノ・ビアシン(アルゼンチン)、ナタリア・ベリスタイン(メキシコ)、ほか多くが現地入りしました。
◎サイコスリラー「The Wonder」(英語)がセクション・オフィシアルにノミネートされたセバスティアン・レリオは、主役の少女アンナ・オドネルを演じたキラ・ロード・キャシディほかと現地入り、少女はすっかり背丈が伸びてしいました。

(監督とキラ・ロード・キャシディ、フォトコール)

(セバスティアン・レリオ監督とキラ・ロード・キャシディ、9月22日フォトコール)
◎ペルラス部門上映のサンティアゴ・ミトレの「Argentina、1986」の一行は、監督以下主演のリカルドダリン、ピーター・ランサニ、製作者の一人チノ・ダリン、ほか大勢で現地入りしました。ベネチア映画祭では金獅子賞は逃したが、FIPRESCI賞、カトリックメディア協議会(SIGNIS)賞オナラブル・メンションを受賞していた。SSIFFではサンセバスティアン市観客賞を受賞、Gala RTVE部門のセスク・ゲイのアクション・コメディ「Histirias para no contar」に出演、EUSKO LABEL賞を受賞して未だ滞在していたチノ・ダリンが受け取った。

(サンティアゴ・ミトレ監督)

(リカルドダリンとピーター・ランサニ)

(やはり人気の高いチノ・ダリン)
◎メキシコのアレハンドロ・G・イニャリトゥの「Bardo, Falsa cronica de una cuantas verdades」(『バルド、偽りの記録と一握りの真実』で東京国際映画祭上映)の一行は、監督以下主演のダニエル・ヒメネス=カチョ、グリセルダ・シチリアーニ、アンドレス・アルメイダが参加しました。
*『バルド、偽りの記録と一握りの真実』の作品紹介は、コチラ⇒2022年09月08日


(左から、グリセルダ・シチリアーニ、監督、ダニエル・ヒメネス=カチョ
アンドレス・アルメイダ)
◎ホライズンズ・ラティノHL部門にノミネートされた「Un Varón」のファビアン・エルナンデス(コロンビア)は、製作者のマヌエル・ルイス・モンテアレグレほかと現地入りしました。

(ファビアン・エルナンデス監督)

(マヌエル・ルイス・モンテアレグレと監督、9月23日プレス会見)
◎HL部門のマリアノ・ビアシンの「Sublime」(アルゼンチン)のクルーも、監督ほか主役のマルティン・ミラー、エグゼクティブプロデューサーのフアン・パブロ・ミラーが参加しました。マルティン・ミラーは製作者の息子のようです。開催前から第10回セバスティアン・ラティノ賞の受賞が決まっていました。

(マリアノ・ビアシン監督)

(左から、製作者フアン・パブロ・ミラー、監督、マルティン・ミラー、9月21日)

(マルティン・ミラー 、9月22日のプレス会見)
◎HL部門のアナ・クリスティナ・バラガンの「La piel pulpo」(エクアドル)のクルーは、監督と女性スタッフの参加でした。

(アナ・クリスティナ・バラガン監督)

(アナ・クリスティナ・バラガン監督、9月23日プレス会見)
◎HL部門のアンドレス・ラミネス・プリドの「La jauria」(『ラ・ハウリア』で東京国際映画祭上映)には、監督と主役のジョジャン・エスティベン・ヒメネスの二人が現地入りした。何らかの賞に絡むと予想しましたが外れました。今年は勝率15%?です。
*『ラ・ハウリア』の作品紹介は、コチラ⇒2022年08月25日

(アンドレス・ラミレス・プリドとジョジャン・エスティベン・ヒメネス、9月23日)
◎HL部門ノミネートの「El caso Padilla」(キューバ)は、パベル・ジルー監督が9月18日に現地入り、翌日上映後プレス会見に臨んだ。

(パベル・ジルー監督)

(パベル・ジルー、9月19日)
◎HL部門ノミネートの:「Vicenta B.」(キューバ)は、カルロス・レチュガ監督、ビセンタ・ブラボ役のリネット・エルナンデス・バルデスが参加、レチュガ監督は在住しているバルセロナからの参加。

(カルロス・レチュガ監督、リネット・エルナンデス・バルデス)

(9月18日、満員の会場で)
◎HL部門ノミネート、スペイン協同賞受賞の「Ruido / Noise」(メキシコ)は、ナタリア・ベリスタイン監督、本作の主役を演じた実母フリエタ・エグロラ、製作者のカルラ・モレノ、マリア・ホセ・コルドバが現地入り、ガラでは製作者の二人が登壇した。

(宿泊ホテルのマリア・クリスティナで寛ぐ監督と女優フリエタ・エグロラ、9月19日)
◎HL部門ノミネート、期待していたマヌエラ・マルテッリの「1976」は、監督ほかが参加、本作は第35回東京国際映画祭コンペティション部門に正式出品されます。
*作品紹介は、コチラ⇒2022年09月13日

(マヌエラ・マルテッリ監督、9月22日)
◎HL部門にノミネートされたコスタリカ映画がオリソンテス賞を受賞した。監督バレンティナ・モーレルの「Tengo sueños eléctricos」はデビュー作。

(バレンティナ・モーレル監督、9月20日)
◎ニューディレクターズ部門ニカラグア映画の「La hija de todas las rabias」には、ラウラ・バウマイスター監督が参加。

(ラウラ・バウマイスター監督、9月18日)
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://aribaba39.asablo.jp/blog/2022/10/02/9530209/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。