キュアロンの『ROMA』にFIPRESCI*サンセバスチャン映画祭2019 ⑲2019年09月05日 10:36

      今年のFIPRESCI受賞はアルフォンソ・キュアロンの『ROMA/ローマ』

 

   

              (右端下がトロフィー)

 

829日、第67回サンセバスチャン映画祭のFIPRESCI(国際映画批評家連盟)賞は、アルフォンソ・キュアロンROMA/ローマ』になりました。連盟の批評家のメンバー618名が投票に参加しました。201871日以降に公開された作品が対象、ファイナルにはアルモドバル「Dolor y Gloria」、ポン・ジュノ『パラサイト 半地下の家族』(20201月公開)、ヨルゴス・ランティモス『女王陛下のお気に入り』の3作が残っておりましたが、最終的に『ROMA/ローマ』に軍配が上がりました。

 

★サンセバスチャン映画祭のFIPRESCIは、1999年から始まり、過去にはアルモドバル、ハネケ、クリスティアン・ムンジウ、ゴダール、ポランスキー、エトセトラ。キュアロンの受賞は今回が初めてということでした。もう本人でさえトロフィーの数は多すぎて分からないでしょうし、飾る場所も・・・と要らぬ心配をしています。映画祭開催中のどこかで授賞式がある予定ですが、まだ未定です。