ホセ・コロナド*心臓の緊急手術 ― 2017年04月17日 16:48
バンデラスに続いてコロナドも同じステント手術を受けていた
★『インビジブル・ゲスト 悪魔の証明』を記事にしたばかりですが、ホセ・コロナドがマドリードのプリンセサ病院で心臓の冠状動脈のトラブルをとりのぞくため「ステント手術*」を受けていたことをツイートしました(16日現地時間8:26)。現在はUCI(集中治療室ICU)にいるようです。1957年マドリード生れの59歳、そろそろオーバーホールが必要な年代に差しかかったということでしょうか。経過はよく、数日間の入院ですみそうですが、勿論、仕事復帰までは数週間の休養が必要のようです。
*ステントというのは「人体の管状部分を広げる医療機器」のことで、問題のある冠状動脈の中に挿入する。バンデラスは3本挿入しましたが、コロナドは1本だった由。
(額が広くなってきたホセ・コロナド)
★マドリードにある自宅で胸の異変を感じて、長男ニコラスに付き添われて病院に行ったところ、医療センターに移送されたということです。ニコラスはコロナドの最初の結婚相手パオラ・ドミンギン(女優、デザイナー他、1987~89)との間に生まれた男子、彼の現夫人は4人目。映画の本数も半端ではないが、テレビドラマに舞台にと精力的にこなしてきているから、ちょっと一休みしなさいというお告げかもしれない。とはいってもテレドラの新シリーズ「Vivir sin permiso」(テレ5、他)が4月6日にアナウンスされたばかりです。ガリシアの麻薬密売ネモ・バンデイラ「Nemo」 Bandeiraのサガを語るシリーズ物。
★オリジナルなアイディアはマヌエル・リバス、プロデューサーはコロナドをスターダムに押し上げた長寿テレドラ「El Principe」(2014~16)の製作者アイトル・ガビロンド、共演者だったアレックス・ゴンサレス(1980マドリード)と再び競演する。コロナドは老いてアルツハイマーを患うネモに、ゴンサレスは彼の養子マリオ・メンドサ弁護士になる。シェイクスピアの『リア王』が下敷きのようで、つまりネモには4人の子供がいる設定(実子2人、養子、非摘出子)。麻薬王のその後ということでしょうか。ガリシアで6月19日クランクインの予定でしたが、入院騒ぎでどうなることか。コロナドは「俳優冥利に尽きる」と語っていたから、まさか差し替えはないでしょう。
(左から、マヌエル・リバス、コロナド、アイトル・ガビロンド、製作発表プレス会見)
(ホセ・コロナドとアレックス・ゴンサレス「El Principe」から)
★誰も彼もツイッターで忙しく、今や秘密をもつことは至難となりました。「母親を心配させたくなかったが、もうスペイン中に広まって、ただただびっくりしています。皆さんのご関心に感謝いたします」とツイートしました。早く元気になってね。
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