フェルナンド・フランコ”La herida”*ゴヤ賞2014ノミネーション2014年01月31日 14:22

★作品賞ノミネーションの「落ち穂拾い」、以下の2作品はゴヤ賞ノミネーション以前にご紹介しておりますが、少し追加いたします。

 

  La herida Wounded

★サンセバスチャン映画祭2013の正式出品作、主演のマリアン・アルバレスが女優賞を受賞しました。その記事はコチラです。またフォルケ賞については結果のみお知らせしましたが(1月14日)、本作は作品賞とマリアン・アルバレスが女優賞を受賞しました。

  


★ゴヤ賞ノミネート:作品賞
コワルスキ・フィルム、S.L. コルド・スアスア他)、新人監督賞(フェルナンド・フランコ・ガルシア)、オリジナル脚本賞(監督とエンリク・ルファス)、主演女優賞マリアン・アルバレス)、録音賞(アイトル・ベレンゲル・アバソロ、ハイメ・フェルナンデス、ナチョ・アレナス)、編集賞(ダビ・ピニリョス)の6部門

 

下馬評では最有力候補のようですが、新人監督賞と主演女優賞の受賞は間違いないでしょう。録音賞のハイメ・フェルナンデスはLa gran familia españolaとのダブル・ノミネートです。

 

  *CaníbalCannibal

★トロント国際映画祭2013の参加作品としてご紹介した記事はコチラです。気になる贔屓監督として早々とアップ致しました。主演のアントニオ・デ・ラ・トーレについてもご紹介しています。本作はダニエル・サンチェス・アレバロのLa gran familia españolaと同様、2014年オスカー賞スペイン代表作品の最終候補作品でしたが、結果はガルシア・ケレヘタの15 años y un díaになりました。

  


★ゴヤ賞ノミネート:作品賞(ラ・ローマ・ブランカP.C.S.L. マヌエル・マルティン・クエンカ他)、監督賞(マヌエル・マルティン・クエンカ)、オリジナル脚色賞(監督、アレハンドロ・エルナンデス)、主演男優賞アントニオ・デ・ラ・トーレ)、新人女優賞(オリンピア・メリンテ)、撮影監督賞(パウ・エステベス・ビルバ)、 録音賞(エバ・バリーニョ他) 美術賞(イサベル・ビニュアレス)の8部門

 


好き嫌いがはっきり分かれる映画なので作品賞は難しいかなと思いますが、ハイメ・ロサーレスの『ソリチュード 孤独のかけら』のようなサプライズを思い出すと一概に言えません。

今年の主演男優賞は演技派揃い、デ・ラ・トーレは器用貧乏というかカメレオン俳優というか、星の巡り合わせも悪くて賞に恵まれない。「今までのなかで役作りが一番難しかった」とインタビューに答えていました。エドゥアルド・フェルナンデスはフォルケ賞を受賞したから、スペイン・アカデミーの皆さん、今回はハビエル・カマラかデ・ラ・トーレに投票してね。
(写真:主演の二人 サンセバスチャン映画祭にて)

 

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